小川軒「レイズン・ウィッチ」の方が六花亭「マルセイバターサンド」より好きかもしれない
レーズンバターサンドと言えば六花亭の「マルセイバターサンド」だと思っていたが、どうやら元祖は小川軒の「レイズン・ウィッチ」らしい。公式サイトによると、書き方は「レーズン」ではなく「レイズン」のようだ。
過去に「マルセイバターサンド」を何度か食べたことがあるが、今回、機会があり「レーズンウィッチ」を初実食。六花亭スイーツが大好きな僕だが、僕の中のレーズンバターサンド対決は小川軒が制したかもしれない。
元祖レーズンサンドは「レイズン・ウィッチ」らしい
僕が食べた「レイズン・ウィッチ」は「巴裡小川軒 新橋・目黒」のもの。
小川軒には他にも「代官山小川軒」「お茶の水小川軒」「お菓子の家 鎌倉小川軒」という3つの店舗があり、それぞれが兄弟や親戚が運営しているそう。同じ「レイズン・ウィッチ」でもそれぞれ味が微妙に異なるそうで、機会があれば他の店舗も食べてみたい。
僕がいただいた箱には「レイズン・ウィッチ」が5つ入っていた。
「マルセイバターサンド」と決定的に違うのは、「レイズン・ウィッチ」の生地にアーモンドが練り込まれていること。
原材料には小麦粉、レーズン、バター、砂糖、植物性油脂(大豆を含む)、卵、洋酒、氷糖蜜、アーモンド、塩/香料、膨張剤と書かれている。
公式サイトには、以下のように説明されている。
- 濃厚なバターと、天然バニラを主な原料とした高品質なバニラによる豊かな香りが特徴のクッキー
- たっぷりとサンドされた味わい深い、肉厚のレーズン
- 独自の製法で製造した特製クリーム
これが「レイズン・ウィッチ」。「マルセイバターサンド」よりも生地がサクサクしていて厚みがある。見た目がクッキーというよりデニッシュのようにも見えるが、紛れもなくサクサク食感のクッキーだ。
驚いたのはレーズンの量。洋酒に程よく漬け込まれたみずみずしいレーズンは、肉厚でジューシー。
小川軒の「レイズン・ウィッチ」はクッキー、クリーム、レーズンをすべてしっかりと味わうことができ、アクセントにアーモンドや洋酒の風味が楽しめる、上品だがカジュアルに食べられるスイーツであることがわかった。
小川軒の美味しさを知ったところで、改めて「マルセイバターサンド」だけではなく、「ジェネリックバターサンド」として一定の評価を得ているセブンイレブンの「濃厚クリームのレーズンサンド」も食べたいな。
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