プールの中で溺れている子どもを瞬時に発見する難しさがよく分かる動画
大抵のプールにはライフガード(監視員)が必ず1人いる。常にプールを見回り、問題が起きていないか監視すると言う重要な役割を持っているのだが、子供の頃は騒ぐと怒られ、駆けまわると怒られ、とにかく鬱陶しい存在と認識していたような記憶がある。
「プールを見回り、問題が起きていないかを監視する」ーー言葉にすると一見簡単そうなライフガードの仕事ではあるが、実際は想像以上に難しい仕事であることがよく分かる動画があったので、紹介する!
あなたは溺れかけている子どもを瞬時に発見できる?!
僕はライフガードを甘く見ていたことに気付かされた。常にプールを見ているのだから溺れている人がいたらすぐに発見できるのでは、と思っていたが、この動画を見てその難しさがよく分かった。
皆さんもライフガードが飛び込むまでに溺れている子どもを発見できるか、下記動画を見てみるべし。
発見できただろうか。改めて映像を確認すると、この時プールを監視していたライフガードは子どもが転倒してからたった3秒でプールに飛び込み、その約10秒後には子どもの元へ辿り着いている。
一見「ただプールを見ているだけ」に見えるライフガードだが、常に何か事故が起きた場合には一刻も早く助けられるよう、常に神経をすり減らして見回っているに違いない。動画内のライフガードも適当に見回していただけでは3秒以内に気付くことは難しかっただろう。
これから夏本番になり、水遊びをする人も増えるだろう。プールは幸いにもこのようなライフガードが見守ってくれているが、海や川などは完全に自己責任。実際、海や川の溺れ事故は毎年耳にしている。
河川や海ではライフジャケット着用がマスト。子どもがある程度泳げるようになっても、海や川など自然水域ではまったく条件が異なることは念頭に置いて遊びに出かけた方が良さそうだ。
子ども自身が嫌がる可能性もあるが、万が一のことを考えてライフベスト/ライフジャケットを着用した上で晴天下の水遊びを楽しんでもらえたらと思う!参考に川に学ぶ体験活動協議会やストップ!! 河川水難事故~急な増水に備えて~などのページも是非ご覧あれ!
(via TIME)