話題のあさぎーにょの動画を見て”とある1日”を精一杯生きようと思った
Vlog × 物語というYouTuberの域をガッツリはみ出した斬新なコンテンツのストーリーに心動かされる僕
公開後3日間で300万回以上も再生された、今ネットの一部で話題になっているあさぎーにょさんの短編映画「もう限界。無理。逃げ出したい。」はもう見ただろうか。
あさぎーにょさんは、「へんてこポップ」という世界観を幅広い分野で表現し続ける次世代のSNSアーティスト。この作品はサントリー食品インターナショナル株式会社の「デカビタC」のスポンサードとなっていて、新曲「have a nice day」が起用されている。
Vlogかと思いきや、実は物語だった
■あらすじ:
毎日をわくわく過ごすことを目標にしている、人気動画クリエイターのあさぎーにょ。しかし、ここ最近の目の回るような忙しさで日々を楽しめなくなっていた。疲れを癒すべく熱海旅行を計画するが、霧が濃くなり遅延したせいで計画はボロボロ。さらに泊まる予定の旅館もあまりに古く、テンションはガタ落ち…。ほんとに無駄な一日だったーーその一言がきっかけとなり、あさぎーにょは「とある一日」を繰り返すことになる。
あさぎーにょさんは「ずっとVlog&物語を融合した今までにない新しい作品を制作したくて、、メンバーの皆んなと沢山考えました!」とコメント欄で説明している。公開直後から多くの著名人などが絶賛し、28日にはYouTubeの急上昇1位に。
Vlogかと思いきや、実は物語だったーーもはやYouTuberの域ではない。少なくとも世間一般の人がイメージする「YouTuberの日常を切り取った動画」とは別次元の作品だ。しかもこれが企業によるスポンサードというのだからとんでもない。
そして起用されている新曲も普通にめちゃくちゃ良い。フルバージョンのミュージックビデオも公開されているので合わせてどうぞ。
まだ見ていない人は時間があるうちに是非見てもらいたい。特に理由もなく年末年始のテレビにかじりついているぐらいなら、あさぎーにょさんの作品を見た方が刺激があるはず。
刺激という意味では、この作品を見て僕は少し心が動いた。
自分が何かしなければ毎日は変わらない
基本的に時系列が前後するタイプの動画の99%は理解できない僕なので受け取っているメッセージが本来発信されているメッセージから盛大にずれているとしたら申し訳ないが、僕は率直に繰り返す”とある1日”を精一杯生きようと思った。
仕事と子育ての向き合い方にものすごく悩んでいた(今も悩み続けている)時期だったということもあり、「何もせえへんかったらまた同じ日が来るんやな」という一言にグッときた。
何もしなかったら何も変わらない。何もチャレンジしなければ何も失敗しないかもしれないが、何も成功しない。確実に分かっていたことを、あさぎーにょさんの作品を見て改めて感じた。何も行動しなかったら起きていた様々な悲劇が行動したことによって阻止し、”nice day”になったわけだから。
僕は第二子が産まれてから毎日仕事をなんとかこなし、子育てをこなし、何かを達成しているようで何も達成していないような気がしていた。繰り返す毎日を全力で生きていなかった。目の前にあることをひたすらこなすことに必死すぎてただ時間に流されていた。そんな思いがふと頭をよぎった。
”とある1日”を精一杯生きれば、今よりも”nice day”にできる気がする。ちょうど新年になるし頑張ってみよう。