大切なこと、忘れていませんか?赤ちゃんが泣き止むきっかけとなったのはお父さんの “愛”
世の中が便利になればなるほど人はそれに頼る。それがあることが当たり前のように思えてしまい、本来の目的やその行為の先にある何かを忘れてしまう。
例えば僕は日々文章を書いている。最新テクノロジーのお陰で僕は多くの人に自分の文章を読んでもらうことができている。高性能なMacと巨大な外部ディスプレイがあるお陰でスラスラと長文を書くことができる。
ただ、僕はこれが自分に文章を書くための唯一の方法だと勘違いしてはならない。そもそも僕は文章が書きたいだけではない。僕は人に発信し、メッセージを伝えたい。
そのメッセージを伝えるために、僕はテクノロジーばかりに囚われていてはいけない。普段はこのようにして文章でメッセージを伝えているが、電話をして実際の声を聞くことや直接会ってコミュニケーションを取ること、絵を書くこと、動画を撮ること、手紙を書いて送ること。どれもメッセージを伝えるための素晴らしい手段である。
大事なのはそのメッセージが最も伝えたい形で伝わる方法は何か、ということ。これを忘れてはいけないのだと思う。
前置きが長くなったが、こんなことを考えさせる素晴らしい映像が話題になっていたので、紹介する。スマホでアニメを見せてもテレビ電話越しにお母さんを見せても泣き止まない赤ちゃん。泣き止むきっかけとなったのは、もっと身近で人間にとって欠かせない最も大切なことだった。
どれほどテクノロジーが進歩しても変わらない大切なものもある
お父さんと留守番中の赤ちゃんが突然大泣き。アタフタしたお父さんはお母さんに電話し、どうすればいいか確認することに。
「アニメを見せてみたら?」という提案ですぐにお気に入りのアニメを見せてみたものの、効果なし。
買い物中のお母さんとテレビ電話で接続し、お母さんの顔を見せてみたものの、効果なし。
打つ手がなくなってしまったお父さん。悩みに悩んだ末、自ら赤ちゃんを抱き抱えてみることに。すると…泣き止んだ!それまで一切泣き止む素振りを見せていなかった赤ちゃんが泣き止んだのだ。
愛はITよりも強し。父親の”愛”が赤ちゃんを安心させ、泣き止ませたのだろう。テクノロジーや技術に頼ってばかりではダメだ。テクノロジーに埋もれがちではあるが、もっと大事なことに眼をやるべきだということではないだろうか。
この一連の流れを見ながら勝手に1人で号泣してしまったので、皆さんも是非。特に男性の皆さんは見てもらった方がいいのではないかと思う。
既に100万回以上再生されていることにも納得。色々と考えさせられる素晴らしい映像だと思った。
(via Asiantown.NET)