「iOS 12」と「iOS 11.4」の動作スピードを比較した動画が公開
「iOS 12」に対応するiPhone・iPad・iPodまとめは「iOS 11」と同じ。それどころか、「iPhone 6」であればアプリの起動速度は40%向上、キーボードの表示速度は50%向上、カメラの起動は70%も向上すると発表されている。
果たして本当にAppleが謳っているほど劇的な改善は期待できるのか。まだ「iOS 12」は最初のベータ版であるため、正式リリースに向けてパフォーマンスのチューニングは行われる可能性は高い、ということを前提として、EverythingAppleProが「iOS 12」と「iOS 11.4」の動作スピードを比較した動画を公開していたので、紹介する!
最初のベータ版でも端末によっては動作が高速化している
起動時間に関しては「iOS 11.4」の方が「iOS 12 Beta」よりも早い模様。「Face ID」や「Touch ID」の認証スピードはほぼ同じ。
「iPhone 6」でロック画面からカメラを起動する時間は劇的に早くなっていることが確認できる。体感としても早くなっていると感じると説明している。他の端末ではそれほど大きい違いはないものの、数年前の古い端末でも「iOS 11.4」と変わらないパフォーマンスが発揮できているということは高く評価されても良さそうだ。
驚くべき検証結果は、GeekBenchによるベンチマークスコア。すべての端末でスコアが改善されていることが確認できたそうだ。
総じて最初のベータ版であるのにも関わらず、古い端末でも比較的滑らかに動作していることが確認できる。それならデベロッパーであればアップデートするべきなのかというと、テストしているEverythingAppleProは自身の端末であらゆるアプリが動作しなくなっていることを報告。
やはりあくまでもベータ版となっているため、待ち遠しい気持ちは大いに理解できるが、今秋の正式リリースまで気長に待ちましょう!