iOS/iPad OS 14.5とmacOS Big Sur 11.3のBeta 8、開発者向けに配信開始
一般公開(正式リリース)は来週のスペシャルイベント直前か
Appleは4月14日、「iOS 14.5 Beta 8」「iPadOS 14.5 Beta 8」「macOS Big Sur 11.3 Beta 8」を開発者向けに配信開始した。
最新ベータ版、注目の新機能
iOS 14.5の新機能
iOS 14.5はマスク着用時でもApple WatchでiPhoneのロック解除が可能になる新機能、デュアルSIMの5G完全対応などのアップデートが確認されている。ユーザートラッキングの許可を求めるポップアップも最新バージョンで導入されている。
MacRumorsによると、PlayStation 5 DualSenseおよびXbox Series Xのコントローラがサポートされ、ポッドキャストアプリおよびリマインダーアプリはデザイン変更や機能の追加が行われている。
Beta 2からは、新しい絵文字200種類が追加。注射器の絵文字は赤色ではなく青色になり、ワクチンを示唆しているように見える。ヘッドホンの絵文字はAirPods Maxに変わっている。
ショートカットアプリには、スクリーンショットを撮影または最新のショートカットを取得するアクションが追加されている。
Beta 6からは、英語で新しいSiriの声が2種類追加されている。ユーザーは合計4種類から好みの声を選択可能になった。
iPadOS 14.5の新機能
iPadOS 14.5は、横向きにした状態でiPadを起動すると、画面上に表示されるAppleロゴが正しい向きに表示されるようになった。またiPhoneで実装されていた絵文字検索機能が、iPadでも提供されている。
Beta 2からは、Smart Folioを装着したiPadが閉じた場合、内蔵マイクがミュートされるセキュリティ機能が追加されている。
配布された各OSのビルドナンバー
今回配布された各OSのビルドナンバーは下記のとおり。
iOS 14.5 beta 8 (18E5199a)
iPadOS 14.5 beta 8 (18E5199a)
macOS Big Sur 11.3 beta 8 (20E5231a)