iOS/iPadOS 15.4やmacOS Monterey 12.3のRC版、配信開始
来週中に正式リリース予定
Apple Beta Software Programより
Appleは3月9日、「iOS 15.4 RC」「iPadOS 15.4 RC」「watchOS 8.5 RC」「macOS 12.3 RC」「tvOS 15.4 RC」を開発者向けおよびパブリックベータプログラム登録者向けにリリースした。
RC版(Release Candidate)は「リリース候補版」を意味し、従来のGM版(ゴールデンマスター)に値する。ビルドに問題がなければ、正式バージョンとして一般公開される。
今回配布された各OSのビルドナンバーは下記のとおり。
- iOS 15.4 RC (19E241)
- iPadOS 15.4 RC (19E241)
- watchOS 8.5 RC (19T242)
- macOS 12.3 RC (21E230)
- tvOS 15.4 RC (19L440)
- Xcode 13.3 RC (13E113)
iOS 15.4の最新ベータ版では、AirTagを悪用したストーキングへの対策が含まれており、米国ユーザー向けにSiriの声が追加され合計5種類になっている。Bloombergによると、iOS 15.4はiOS 15の最後の大型アップデートになるという。Appleは「iOS 16」を含む各種OSを、6月開催のWWDCで披露する見通しだ。
iOS 15.4では、Apple Watchなしでマスク着用時のFace IDが解禁。ロック解除だけではなく、Apple Payなどすべての機能がマスク着用状態で利用可能になった。新たに112種類の絵文字、iCloudキーチェーンにメモ機能、ショートカット実行時の通知オフなどが追加されている。
iPadOS 15.4とmacOS Monterey 12.3ではユニバーサル・コントロールが登場し、1台のキーボードとマウスで複数デバイスを行き来できる。iPad用Magic Keyboardのキーボード輝度を調整できる機能も登場した。
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