CIO、世界最小の20,000mAhモバイルバッテリーを一般発売。最大67W入出力や急速パススルーに対応

最大67出力が可能なUSB-Cポートを搭載、パススルー充電にも対応

CIOは3月22日、Makuakeで6,900万円以上の資金調達に成功したモバイルバッテリー「SMARTCOBY TRIO（第2世代）」の一般販売を開始した。ブラックとホワイトの2色展開。価格は8,980円。

特徴は、20,000mAhという電池容量を疑いたくなるほどのコンパクトさ。10,000mAhのSMARTCOBY Pro SLIMと同じ縦横サイズを保ったまま、厚みのみを増すことで握ったときに収まりの良いサイズ感を実現。同じ電池容量を持つ前モデルから体積は約26％減、重量は約19％減に成功している。

※当然厚みは異なる

20,000mAhの電池容量にくわえて最大67出力が可能なUSB-Cポートを搭載しており、多くのデバイスを不自由なく充電できるだろう。iPhone 14であれば約3.6回分を急速充電でき、11インチiPad Proであれば約1.5倍に相当する。MacBook Airはフル充電には足らないが、高速充電が利用できる。

最大67Wは出力だけではなく、入力にも対応。対応USB充電器を利用すれば、最短90分で本体を満充電できる。また急速パススルー機能を搭載しているため、2つのUSB-Cポートのうち、1つをコンセントに繋いで充電しながらもう1つをMacBook Airなどに繋ぐことでUSB充電器として活用できる。

出先でハードに活用する機会がある人は、「SMARTCOBY TRIO（第2世代）」のような大容量のモバイルバッテリーがあると安心だろう。10,000mAhでも30W程度の出力が可能な製品は存在するが、MacBook AirやMacBook Proなどを充電したい場合は20,000mAhの電池容量にくわえて最大67Wの高出力が活きるだろう。　