驚きのコンパクトさ。20,000mAhで最大67W出力という”ガチ勢”向け仕様のCIOバッテリー
「CIO SMARTCOBY TRIO 20000mAh 65W」レビュー
モバイルバッテリーは小型・軽量であればあるほど良いが、時には大容量・高出力なものが必要になるシーンに遭遇する。最近は10,000mAh・35W出力のものが増え、コンパクトでありながらMacBook Airを充電できる出力を備えるものが人気だ。
しかしそれ以上の容量・出力が必要であれば、どうすればいいのか。CIOの「CIO SMARTCOBY TRIO 20000mAh 65W」は20,000mAhのバッテリー容量と最大67W出力に対応したUSB-Cポートを備えるモバイルバッテリーだ。
本記事はメーカーより提供してもらったサンプル品を使い、商品のサイズ感を紹介するとともに、実際の出力を検証する。
クレカや小型財布と変わらないサイズ感
数年前の20,000mAhモバイルバッテリーは、まるでレンガを持っているようなサイズ感だった。「CIO SMARTCOBY TRIO 20000mAh 65W」は驚くほどコンパクト。僕が使用している小型財布「PRESSo L」と変わらないサイズ感だ。
iPhone 14 Proと比較してもこの大きさ。背面に貼り付けるMagSafeバッテリー製品と同じサイズ感だ。
煎じるレビューしたPolaris CUBE Built in CABLEと比べても変わらないサイズ感。この2つを持ち歩いていれば、大抵の状況には対応できるはず。CIO製品はとにかく小さくて軽くて良い。
本当に65W相当の出力はあるの?
「CIO SMARTCOBY TRIO 20000mAh 65W」は本当に最大67Wの出力もあるのか。
そこで先日レビューしたばかりの充電状況が分かるディスプレイ付きケーブルを活用してしばらく充電していなかった13インチM1 MacBook Proに接続してみた。
50W前後を常時行き来している様子が確認でき、同時にバッテリーのディスプレイに表示される電池残量が恐ろしいスピードで減っていった。最大30W出力のモバイルバッテリーとは異なり、しっかりと最大67W出力相当の性能が確認できた。なお20,000mAhのバッテリー容量で、MacBook Airが0.8回分充電できる。iPhone 15であれば約3.5回分に相当する。
2つのUSB−Cポートと1つのUSB-Aポートを搭載しているため、3台同時の充電も可能。接続するデバイスによって電力を自動的に振り分けてくれるため、どのポートに何を出力するか悩まずに済む。パススルー充電にも対応するため、本体を充電しながらUSB充電器のような使い方も出来いる。
「CIO SMARTCOBY TRIO 20000mAh 65W」はプライムデー先行セールにて過去最安値となる6,980円(通常価格の22%オフ)で販売中。興味ある人はこの機会にチェックしてもらいたい。