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Anker”置くだけ充電”対応の最高峰モバイルバッテリーが進化!最大140W出力でパワーアップ

専用ベースで最大150W急速充電、出力向上で16インチMacBook Proも高速充電可能に

Anker Prime Power Bank 20100mAh 220w review 01

出先で充電しまくる想定で、旅先に持って行くモバイルバッテリーを1つ選ぶとしたら、Anker Power Bank (25000mAh, Built-In & 巻取り式USB-Cケーブル)にするだろう。2本もケーブルが内蔵されてるし、容量も大きい。けれども、やはり重すぎるという点と物理的に大きいという点があり、もう少し小さくて高出力なモバイルバッテリーを求めている人もいたはず。

さらにモバイルバッテリーと言えば、実際出先で使うには便利だ。けれども、モバイルバッテリーそのものを充電するのは、実は結構面倒だと思う人もきっといるはず。

Anker最高峰の充電シリーズ「Anker Prime」から、これらの問題を解決する最新モバイルバッテリーが登場した。Anker Prime Power Bank(20100mAh, 220W)は、2つのUSB-Cポートと1つのUSB-Aポートを搭載し、専用の充電ベースステーションを使うことで「置くだけ充電」を実現。モバイルバッテリーの充電という面倒な作業から解放してくれる。

2年ぶりのフルモデルチェンジ

本製品は、2023年8月に発表された「Anker Prime Power Bank(20000mAh, 200W)」のアップグレード版として位置づけられる。2年ぶりのモデルチェンジで、どのような進化を遂げたのだろうか。

220Wモデルの進化点

2年ぶりのアップデートで注目すべきは出力の向上だ。旧モデルの合計最大出力200W(単ポート最大100W)に対し、新モデルは合計最大出力220W、単ポート最大140Wまで対応。これにより16インチMacBook Proも高速充電できるようになった。

バッテリー容量はほぼ据え置きながら、重さは約540gから約520gへと20g軽量化。サイズも約127×55×50mmから約147×51×44mmへと変更され、より持ち運びやすい形状に進化している。本体への充電は最大100Wまでの出力の急速充電が可能約25分で約50%まで充電できるという。

300Wモデルの進化点

同じタイミングでAnker Prime Power Bank(26250mAh, 300W)も登場している。こちらは2023年に発表された「Anker Prime Power Bank(27650mAh, 250W)」のアップグレード版だ。

旧モデルと比較すると、バッテリー容量は27650mAhから26250mAhへとわずかに減少したものの、合計最大出力は250Wから300Wへと50Wも向上。単ポート最大出力は据え置きの140Wだが、複数デバイスを同時充電する際のパフォーマンスが大幅に改善されている。重さは約650gから約620gへと30g軽量化され、サイズも約162×57×50mmから約163×54×48mmへと若干スリムになった。

革新的な「置くだけ充電」システム

最新モデルの最大の特徴は、専用の充電ベースステーション「Anker Prime Charging Base(150W, 3 Ports)」を使うことで置くだけで充電ができる点だ。残念ながら僕の手元にはその製品は無いが、これは非常に便利そうな製品だ。

Charging base 150w anker

置くだけでモバイルバッテリー本体に最大150Wの急速充電が可能。旧モデルの専用充電スタンドが最大100Wだったことを考えると、50Wも向上している。それだけではなく、充電ベース本体もUSB-Cポート2つとUSB-Aポート1つを搭載しているため、充電ハブとしても活用でき、かつモバイルバッテリーも充電できるという、使い勝手の良い製品だ。

専用充電ベースの仕様

Anker Prime Charging Base(150W, 3 Ports)は、本体サイズが約111×88×31mm、重さが約293g。ポゴピン経由でモバイルバッテリーに最大150Wで給電できるほか、USB-Cポート2つ(各最大100W)とUSB-Aポート1つ(最大22.5W)を搭載している。

合計最大出力は150Wで、モバイルバッテリーを充電しながら他のデバイスも充電できる優れもの。置くだけで充電できる便利さというのはiPhoneでその便利さをよく理解できているが、モバイルバッテリーという地味に充電するのが面倒なアイテムを置くだけで充電できるのは、非常に実用的だ。

実使用で感じる魅力と懸念点

MacBook Pro 16インチも高速充電可能

バッテリーは単ポートで最大140Wの出力が可能で、3つのポートの合計最大出力は220W。これを使うことで、単ポートの出力が140Wあれば16インチのMacBook Proも高速充電することができるため、大きいMacBookを持っている人にとっては非常に重宝するだろう。

Anker Prime Power Bank 20100mAh 220w review 02
14インチMacBook Proを充電中

専用充電ベースを使えばポゴピン経由で最大100Wの入力、USB-Cポートからも最大100Wの入力が可能だ。短時間で充電できる点は便利だ。

ディスプレイ搭載でアプリ連携にも対応

本体にはディスプレイも搭載されていて、専用アプリとも連携。充電状況や出力情報をリアルタイムで確認することができる。ちなみにアプリを使うと充電機器に合わせた各ポートの出力調整や本体設定も行うことができる。

Anker Prime Power Bank 20100mAh 220w review 04
MacBook ProMacBook Airを同時充電中

専用アプリでは、各ポートの出力配分を細かく設定したり、バッテリーの健康状態を確認したりできる。ActiveShield 3.0を搭載しており、3分ごとに温度を監視して過充電を防止する仕組みも備えている。使う人は使うし、全く使わない人は使わないような機能ではあるが、その機能があること自体が重要だ。

ケーブル内蔵モデルとの使い分け

個人的には、バッテリー用のケーブルを用意するのが面倒に感じてしまうため、ケーブル内蔵製品の方が好みではある。しかし大きいと持ち運ばなくなるし、重いと持ち運ぶのが億劫になる。それを考えるとケーブルさえ用意すれば、十分な出力が得られるようなアイテムはいろんな人に刺さるだろう。

また出先で頻繁に充電しないといけない機会が多い人は、あえてケーブル内蔵の重いバッテリーを2台持っていくのではなく、追加としてこの新しいモバイルバッテリーを用意するのもありだろう。300Wモデルは220Wモデルより約100g重いため、持ち運びという意味ではやや減点だ。ただし専用充電ベースに対応しており、置くだけで最大150Wの急速充電が可能という点は非常に魅力的であり、モバイルバッテリーの充電の手間が省ける点は評価できる。

価格と発売日

Anker Prime Power Bank(20100mAh, 220W)の価格は税込19,990円。旧モデルと同じ価格設定ながら、出力が20W向上し、本体も軽量化されている点を考えると、コストパフォーマンスは向上していると言えるだろう。

Anker Prime Power Bank(26250mAh, 300W)の価格は税込24,990円。こちらも旧モデルと同価格だ。専用の充電ベース「Anker Prime Charging Base(150W, 3 Ports)」は税込12,990円となっているが、記事執筆時点ではまだ販売開始が確認できなかった。

どちらも本日11月11日より予約販売が開始されており、一般販売は12月9日を予定している。AmazonAnker Japan公式オンラインストアでは初回セールとして20%割引が実施される。専用の充電ベースとセットで使うことで、より便利なモバイルバッテリー生活が送れるだろう。

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執筆者g.O.R.i
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