CIO、5台同時充電できる超コンパクトな持ち運び用電源タップを一般販売開始
「Polaris CUBE Built in Cable」がAmazonや楽天で販売開始
CIOは5月24日、「Polaris CUBE Built in Cable」の一般販売を開始した。クラウドファンディングサービス「Makuake」にて3,900万円を超える支援を受け製品化したUSB付き電源タップだ。
Polaris CUBE Built in Cableは2つのUSB-Cポートと1つのUSB-Aポート、2つのAC差し込み口を搭載しており、同時に5台のデバイスを同時充電可能。USB-Cポートは単ポートでの利用で最大67W出力に対応しており、MacBook Airを高速充電、14インチMacBook Proを通常速度で充電できる。
内蔵ケーブルの長さは55cm。CIOは「旅行・出張時の多くのシーンで活躍するベストバランス」の長さとしており、重さと長さのバランスを追求したという。
ケーブルが内蔵されていることで、モールや棚板他の充電器などとの干渉を回避する効果がある。また既存のケーブルとの組み合わせでコンセントからの距離を稼ぐことができる。
プラグ部分は前後に回転するスイングプラグを採用することで、様々な差し込み口で利用できる。持ち運ぶ際にはケーブルを本体のAC差し込み口に差し込むことができ、ケーブルを束ねて持ち運ぶことができる。
CIOは製品の軽量化・省スペース化を得意とする。Polaris CUBE Built in Cableは持ち運ぶことを想定しており、本体サイズは缶コーヒーと同等のコンパクトさ、本体重量は約220gを実現している。
メーカーより完成した製品のサンプルを送ってもらい外出先で使ってみたが、本体が想像以上にコンパクトで使い勝手が良い。ケーブルが収納できる構造も、持ち運ぶ上で重宝する。USB-Cポートの出力が最大67Wという点に引っ掛かる人もいるかもしれないが、14インチMacBook Proでも通常速度で充電できるため、余程出先で高負荷な作業をしない限り困ることは無さそうだ。
超小型のUSB充電器と比べれば一回り大きいサイズにはなるが、複数のデバイスを同時充電したり、新幹線の座席にあるコンセントのように不安定な場所にあるコンセントを利用する機会が多い人は、かえってPolaris CUBE Built in Cableを持ち運んだほうが便利かもしれない。