iPhoneがドコモになる日

なぜ、皆はなんでもかんでも一つの端末に詰め込みたがるのだろうか。

昨夜、マルチタスクに関するポストを書いたのだが、考えている最中にふと、そんな疑問が頭を過ぎった。

マルチタスクに限らず、最近の傾向として、モバイルでPCと全く同じようなことを求めているように見受けられるが、そうする必要があるのだろうか。確かに、モバイルから何でも出来るのは便利かもしれない。でもPCと同じように作業は出来ないだろう。最大でも4インチ未満のタッチパネルモバイル端末には作業の限界があるのは一目瞭然である。

この、なんでも詰め込もう、という発想を嫌がるのは理由がある。恐らく、詰め込み型ケータイ(とでも名付けてみよう)の行き着く先は、今のドコモ端末だろう。そう、iPhoneがドコモになる日が来てしまうのだ。

ドコモが「反撃してもいいですか?」というキャンペーンを実施していた頃に出始めた端末は、とにかく思いつく限りの機能を詰め込めるだけ詰め込まれていた。この端末一台あればなんでもできますよ、と言わんとばかりの端末を次々と発表していった。当初はあまり売上がたたなかったようだが、最近ではそれなりに売れているように見受けられる。

だが、端末を買ったユーザーはしばらく経つとどう思うようになっただろうか。「機能が多すぎて何を使えばいいか分からない」「メールと電話できればいいんだけど」。実際、ケータイをこよなく愛してきた僕でさえ、ドコモの最新端末には相当イライラした。何がどこにあり、どうやってアクセスするのかさっぱり分からない。そして動作が遅い。なんでメニューを開くのにこんなに時間がかかるのか。

余談ではあるが、最近ブラウザも新潮したが、あのブラウザの使いにくさは相当憎い。恐らくケータイをPCに近づけようとしてしたのだろうが、そもそもPCサイトをろくに見れないようなケータイをなぜPCと似た操作性をできるようにしようと思ったのかが分からない。大体操作性を似せたところで、所詮i-modeはi-mode。i-modeから離れられないくせになぜか背伸びをする。一体何を考えているのか。

話を戻そう。確かにモバイルからPCばりに作業ができたら素敵かもしれない。だが、僕はモバイルはあくまでも延長線上にあるものであり、単体として独立はしないと考えている。もちろん、これはあくまでも僕の考えであるので、モバイルは何でも出来るべきであり、詰め込まれたケータイが好きな人は買えばいい。ただ、今後発売されるスマートフォンには全部が全部、詰め込まれた端末にならないことを祈る。まぁ、日本のケータイ、正確にはキャリア、には全くと言っても良い程期待していないけどね。

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