A17 Proチップ、M1チップに肉薄するベンチマークスコアを叩き出す

Geekbenchよりキャプチャ

iPhone 15 ProとiPhone 15 Pro Maxに搭載されているA17 ProチップのGeekbenchスコアとされる計測結果が複数件投稿されている。iPhone 15 Proと見られる機種ID「iPhone16,1」と、iPhone 15 Pro Maxと見られる機種ID「iPhone16,2」の情報が投稿されており、いずれも動作クロック数は3.78GHz、搭載メモリは8GBとなっている。

シングルコアスコアは2910〜2960、マルチコアスコアは7171〜7410などのスコアが確認されており、iPhone 14 Pro（A16 Bionicチップ）と比べて約10〜13％のパフォーマンス向上が見込まれる。

純粋な比較としては成り立たないが、A17 Proチップのベンチマークスコアは、M1 MacBook Airと同程度となっている。

Geekbenchよりキャプチャ

A17 Proチップは、A16 Bionicチップと同じ構成の6コアCPUを搭載するが、動作クロック数は3.46GHzから3.78GHzに向上している。GPUは1つ多い6コア仕様。Neural Engineは16コアだが、演算能力が17兆回/秒から35兆回/秒に高速化している。