「iPhone X」、着信時に画面が遅れて点灯する不具合が判明ーーAppleは原因を調査中
Appleは一部の「iPhone X」において、着信時に画面が遅れて点灯する不具合があることを明らかにした。
The Financial Timesによると、「iPhone X」が着信しているのにも関わらず10秒間も画面が点灯してくれず、結果的に通話することができない事例は何百件にもおよぶとのこと。Appleサポートコミュニティでも同じ問題を報告しているユーザーも確認できている。
「iPhone X」発売直後から確認されている不具合
これらの不具合は「iPhone X」が発売された直後の11月頃から確認されている。最新の「iOS 11.2.5」を含む「iOS 11.2」以降のiOSが中心に影響を受けていると見られ、一部「iOS 11.2」より前のバージョンでも起きることが確認されている。対処法は今のところ存在しない。
海外では同現象がTwitterやRedditでも報告され、国内でも同様の不具合に悩んでいる人がいることを確認。
iPhone Xさん着信しても数コール目まで着信画面が表示されず電話に出れない?表示される前に切れて不在着信になる。ストレスやわ〜???
— みーさん (@mmmmmmmieko) February 3, 2018
「iPhone X」には「画面注視認識機能」が用意されている。これが有効化されている場合、TrueDepthカメラを利用して「画面を見ている」と認識されると自動的に着信音やアラーム音が小さくなる仕様となっている。
今回の不具合とは別に、通話時における近接センサーの動作不良も一部で報告されていることから、着信画面が遅れて点灯する不具合はTrueDepthや近接センサーの制御に何か問題が起きているのかもしれない。
過去に「iPhone X」はスピーカーからノイズが発生する不具合、極端な気温変化でディスプレイが反応しなくなる不具合、画面上に緑色の線が表示される不具合などが報告されている。
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(via MacRumors)