MacBook Airのキーボード、26年ぶりに改良。分かりづらさを解消
「かな」が「あいう」に、ミュートボタンも一新。iPhone準拠で直感的に
M4 MacBook Airのキーボードには、地味すぎて見落としている人が多い変化が3つある。
1つ目と2つ目は、JIS配列(日本語配列)限定で「かな」と「英字」が「あいう」と「ABC」に変更されたこと。
ワープロ時代当たり前だった「かな入力」が令和には合わなくなったことも指摘されているが、最も広く利用されているAppleの日本語キーボードであるiPhoneの日本語キーボードに合わせたのではないかと推察する。
「あいう」と「ABC」はネットで話題になっていたため、気付いている人も多いだろう。しかし実はもう1カ所変わっている。
音量ゼロボタン(ミュートボタン)だ。
長年、ミュートボタンはメガホンのような形をしたスピーカー単体のピクトグラムを採用しており、音量を小さくするボタンと大きくするボタンと合わせてみることで、消音機能を持つボタンであることが分かる仕様だった。
しかし、ボタン単体で見るとボタンの意味は分かりづらい。M4 MacBook Airではスピーカーに斜線が入ったピクトグラムに変更されており、消音機能を持つボタンであることが一目瞭然になった。
iCultureによると、ファンクションキーは現行のMac製品の前身である1999年発売のPowerBook G3 Lombardから採用されており、明らかにアフォーダンスに欠けるミュートボタンのデザインは26年間、変わらずにここまで生き延びてきてしまっていた。
長年採用されてきたデザインでも、時代に合わせて変化させユーザーに適応させていく”Appleらしさ”が感じられる変更ではないだろうか。
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