待望の「VAIO Phone」は完全なる期待外れ!スペックと価格まとめ

VAIO Phone

まさに「期待外れ」とはこのような時に使うべき言葉だろう。

本日、日本中が期待を胸に楽しみにしていたVAIOのスマートフォン「VAIO Phone」が正式に発表された。これほど大胆に期待値を裏切ったデバイスもここ最近無かっただろう。

個人的にも楽しみにしていた端末だったからこそ、非常に残念。以下に「VAIO Phone」のスペックならびに価格を載せておく。

魅力のない、「VAIO Phone」のスペックをチェック

以下にハードウェアの概要とスペックをまとめたので、参考にどうぞ。

Vaio phone spec

OS Android 5.0 Lollipop(32bit)
ディスプレイ 5.0インチ、1,280 × 720ピクセル
CPU 1.2GHz クアッドコア
RAM 2GB
ストレージ 16GB
外部メディア Micro SD/64GB
外向きカメラ 1,300万画素
内向きカメラ 500万画素
高さ 141.5mm
71.3mm
厚さ 141.5mm
重量 130g
電池容量 2,500mAh

信じられないことに、搭載されているディスプレイはAndroidスマートフォンの中では決して解像度の高くない1,280 × 720ピクセルの5.0インチ型。そしてOSは「Android 5.0 Lollipop」を搭載するものの、なぜか32bit

期待外れすぎる素朴な味気のないデザイン

VAIOが日本通信と共同で企画・開発したAndroidスマートフォンを発表することが明らかになった時、スマホ事業参入を決めた理由として、デザイン性の高い、価格の安い端末を提供できれば勝算はあると判断した、と伝えられている。

個人的に最も期待外れだったのは「VAIO Phone」のデザイン。冒頭の画像と以下にある「ASUS ZenFone 5」との違いが分からない。「さすがVAIO!」と思えるようなスマートフォンが発表されることを期待したのが間違っていのだろうか。

Asus zenfone 5

以下のハンズオン動画を見ると分かるが、VAIOロゴ以外、何の特徴もない筐体デザインだ。VAIOらしさはどこにもない。

<追記:2015年3月12日 15時30分>
Twitterで教えて頂いたのだが、「ASUS ZenFone 5」以上に酷似しているのが「Panasonic ELUGA U2」。Panasonicが台湾市場向けに発売している端末となっているが、その価格、なんと約3万円。5万円という価格はハッキリ言ってボッタクリとも言える。

Eluga u2

失望感しかない、価格設定

さらにガッカリしたのは価格設定。支払い方法と料金プランは以下の通り:

端末24回払い(音声通話 + 上限のない高速定額)プラン 月額3,980円
端末24回払い(音声通話+1GBのライトプラン) 月額2,980円
端末一括購入 51,000円

端末を一括購入した場合、高速定額プランを月額1,980円、ライトプランを980円で利用することができる。詳しくはこちら

後発とは思えない、アグレッシブさに欠ける価格設定だ。まず「ASUS ZenFone 5」はSIMフリー端末として32,000円で購入できる。スペックこそは満たないものの、低価格かつそこそこのデザインを求める人にとっては「VAIO Phone」よりも「ASUS ZenFone 5」の方が魅力的に見えるのではないだろうか。

通信量に至っては一見安いようにも見えるが、格安SIMサービス「IIJmio(みおふぉん)」や「BIGLOBE LTE・3G」を利用すれば音声通話機能付きSIMにしても月額1,600円で3GBの通信を楽しめることができる。僕であれば間違いなく「IIJmio」を選ぶだろう。

誰に向けたスマホなのか不明、消極的な姿勢に幻滅

「VAIO Phone」は期待していただけに、とにかくガッカリする発表内容だった。僕は実際のプレゼンを見ることができていないが、どうやら発表会の冒頭から以下のような言い訳でスタートしたそうだ。酷すぎる。

今回発表された「VAIO Phone」が誰に向けたスマートフォンなのかさっぱり分からない。デザインを求めている人にはデザインが響かず、スペックを求めている人にはスペックが足らず、安い端末を求めている人には高すぎる。「VAIO」プランドを愛するごく一部の人達だけにしか喜ばれないだろう。

僕はあらゆる面において「VAIO Phone」を買う理由が見当たらない。いくら熱烈なVAIOファンだとしても、今回飛びつくよりも次期モデルまで待った方が良さそうだ。

「VAIO Phone」は明日3月13日から発売開始。詳細は公式ページからどうぞ。