【衝撃】今時の子供にとって「テレビは苦痛」、タブレットは手放せない存在に
【img via Jim Bauer】
僕は小さい頃からテレビをほとんど見させてもらえなかった。中学生の時は「HEY!HEY!HEY!」「学校へ行こう!」「ミュージックステーション」の3番組は交渉して勝ち取ったが、他に見させてもらえたとしてもせいぜいニュースとドキュメンタリー程度だった。
一般的には小さい時こそテレビにかじりついていたと聞く。ところが、最近の子供達にとってテレビよりも遥かにタブレットの方が魅力的であることが明らかになった!一部の子供にとって「テレビは苦痛」であるとさえもコメントしている!
子供達にとってセカンドスクリーンがテレビになりつつある?
Miner & Co.が2歳〜12歳の子供を持つアメリカ在住の家庭800世帯に調査したところ、2人に1人以上の子供は自分専用のタブレットデバイスを保有していることが明らかになった。
さらに56%の親は、子供達がそれぞれ隣同士で別々のコンテンツを大音量で視聴していることは当たり前だという。これはつまり、1人が「ウルトラマンX」の動画を見ていて、もう1人が「おかあさんといっしょ」の動画を見ていても子供達はお互いのことが全く気にならないほど、集中してしまっているようだ。
【img via Miner & Co.】
驚くのはまだ早い。なんと親御さんのうち、2人に1人は子供を罰するためにタブレットを取り上げることがあるとのこと。「タブレットとデザートのどちらか1つを選ぶとしたら?」という問いに対し、41%もの子供がタブレットを選択。デザートと回答したのは33%に留まった。
これらの内容をまとめた動画が公開されているので、気になる人はどうぞご覧あれ。
それにしても、なぜ子供達はこれほどタブレットデバイスが好きなのか。上記インフォグラフィックによると、持ち運びがしやすい・タッチスクリーンが快適・使いやすい・独り占めできる・何度も好きなコンテンツを視聴できる、という5つが挙げられていた。
動画内でもとある親御さんはタブレットをそれぞれ与えることによって、テレビでは兄弟でお互いの見たいチャンネルと交渉して見る必要があったが、タブレットがそれぞれに与えられたことによってその交渉をする必要がなくなったとコメントしている。
このことだけに関して言えば、日常生活の中で得られる兄弟仲を深めるためのきっかけを放棄しているようにも感じられるのだが、どうなのだろうか。チームワークとコミュニケーションは生きている限り絶対に必要とされる能力なので、個人的には兄弟がいる家庭は2人で1つのタブレットを共有した方が良さそうに思える。
テレビを見ながら別のデバイスを眺めると言う意味で、スマートフォンやタブレットは「セカンドスクリーン」という概念で語られることがある。僕はそのような使い方をすることもあるが、今時の子供達にとって今やセカンドスクリーンはテレビなのかもしれない。
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(via Cult Of Mac)