第二子誕生、パパミー2ndシーズン到来!長女のRSウィルス発症やミルク飲まない問題でてんやわんやのスタート
長女がいる中で実家などに預けず、パパが娘と犬の面倒を見ながら第二子の出産を迎えた話
2019年7月25日(木)17時47分、待望の第二子が産まれた。母子ともに健康で、今は自宅で4人+犬1匹の生活をしているが、実はこの生活ができるようになったのはつい数日前のこと。
様々なトラブルが重なり、妻および次女の入院期間を伸ばす必要があり、とにかくてんやわんやだった。正直なところ、今もてんやわんやだ。
第二子は無痛分娩を希望、妻も驚くほど効果抜群
第二子の出産は無痛分娩を希望した。第一子は和痛分娩で望んだものの、16時間の激闘の末、「麻酔が効いたという実感がなかった」と妻が言っていたため、病院を変更。
結果的にかなり良かった。どれぐらい良かったかというと、直前までLINEのやり取りができるぐらいには痛みを和らげることができたという。
僕の緊張に対して「ごめん、うむわ(笑)」と送られてくるという状況は、冷静になって見返すとなかなかギャップがあって面白い。
上記を見て分かる通り、次女の出産には立ち会うことができなかった。そもそもタイミング的に難しいということもあったが、長女がRSウィルスに感染しているということが入院予定日の数日前に発覚してしまったのだ。
パパミーのワンオペ育児はママミーに支えられた
RSウィルスの話の前に、まずは分娩当日の様子を振り返る。
入院中、長女は実家などに預けず、僕が自宅で一緒に生活することを選んだ。普段から自宅で仕事をし、昼夜は一緒に食卓を囲む生活をしているため、「ママでなければダメ」ということはほとんどなくなっていた。この間、仕事はできなくなることは必至だったが、予め準備しておいた記事数本と隙間時間で自分のポテンシャルを信じることにした。
唯一の問題は食事。食育に興味関心がある我が家だが、僕はかつて蕎麦を茹でようとして焦がすほどの料理オンチなので、キング・オブ・役立たず。
幸いにも妻が入院前数日間に渡って入院期間中の食事をすべて用意し、何をいつ食べるかのメニューも準備してくれたお陰で、全く問題なかった。そう、神は意外と身近なところにいるのだ。
あとは僕がその献立に従って用意するだけなのだが、自分でも驚くほど手際が悪く、出産後に手伝いに来てくれた僕の母親にも「もっと効率良く動けないの?」と言われる始末。く、悔しい……。
娘と2人の生活は意外と楽しかった。入院初日は朝妻を病院に送り届け、帰宅してから少し一緒に遊び、妻の用意してくれた昼食を2人で美味しく食べた。
お昼寝をし、その間に仕事を進めようとするも一緒に爆睡。2人で仲良く起き、オムツ替えしたり水を飲ませたりしつつした後、隣駅のスーパーへお散歩。
妻の大好きなスイカジュースを買い込み、頼まれていた買い物もこなし、帰宅。晩ご飯を食べていたところ、上記のやり取りがあり、めでたく次女が産まれたのだ。
RSウィルス感染が発覚した長女、新生児と完全隔離へ
本来であれば長女を連れてすぐにでも面会に行きたかったが、長女の生活スケジュールを最優先にすることは妻と予め決めていたこと。晩ご飯の後は歯磨きをし、風呂に入り、寝るというスケジュールとなっているため、出産直後は会うことはできず。
結局妻と次女に会えたのは翌日午後だったが、僕は1人で病院に向かうことに。その間、僕の母親に子守りをしてもらった。
その理由は、長女のRSウィルス感染。RSウィルスは新生児に移ってしまうと突然死に繋がる可能性があり、入院予定の病院にも新生児と長女は隔離するように指示された。
RSウイルス感染症に感染すると、1%から3%が重症化すると言われています。生後1か月未満の乳児は無呼吸の症状が現れ、ひどい場合には、突然死につながる可能性があると言われていて、注意が必要です。
(Source: 感染症・予防接種ナビ)
感染経路は飛沫感染と接触感染。基本的には元気でニコニコだがくしゃみや咳、鼻水が出ていた長女を車で連れて行くことはできず、言うまでもなく病院の中に入ることも許されないため、僕が1人で行くことに。
妻は驚くほど元気だった。わずか24時間前に出産したとは思えないほど快調で、安心した。出産の痛みは少なかったとは言え、妊娠から出産まで心身ともに大変な期間を乗り越えてくれた妻の笑顔を見れてホッとした。
そして、久しぶりに抱っこする新生児があまりにも小さくて感動した。かつて長女もこれほど小さかったはずなのに、たった2年前のことをすでに忘れてしまった。
首も座っていない。歯もない。僕がそもそも父親だということも分かっていないだろう。そんな次女がとても愛おしく、自宅で闘病中の長女にも早く会わせてあげたくなった。
ただ、世の中は厳しい。当初は翌日退院予定だったものの、病院側からRSウィルスに感染している人がいる家庭に新生児を戻すのは危険と判断され、入院期間を伸ばすことに。妻も一緒に入院することも考えたが、最終的に次女のみを病院側で預かってもらうことに。
次女が母乳もミルクもなかなか飲んでくれない問題
退院予定から数日後、長女の体調が回復しつつあることを確認し、再度病院で検査してもらったところ、陽性反応が出なかったため、無事退院できるはずだった。
ところが、ここでまた新たな問題が発生。次女がなかなかミルクを飲んでくれないのだ。預かってもらっている最中も妻が毎日病院に通って授乳していたのだが、それでもなかなか思うように飲んでもらえず。
助産師さんたちによるプロの手をしても相当苦戦していたとのことで、次女のことを第一に考え、さらに数泊病院でお世話になることに。
入院期間中、妻は母乳を搾乳したものを保存し、それをミルク代わりに助産師さん達に預けていたが、それなら辛うじて飲んでくれることが判明。助産師さんいわく「ミルクの味が嫌い」ということだったが、妻いわく次女自身も飲もうという気が感じられず、母乳も「パワー不足」とのこと。
同時に妻の授乳も徐々に飲んでもらえるようになり、めでたく退院できることに。結局退院できたのは8月1日。入院から7日目だった。
長女含めて全員で病院に向かい、4人で帰宅することができた。長女の闘病と言い、次女のミルク嫌いと言い、ハプニングだらけのスタートとなったが、無事4人家族としての生活をスタートすることができた。何よりもそれが嬉しい。
4人生活が始まって数日経っているが、すでに大変だ。僕も仕事を半ば放棄気味ではあるが、家族ありきの自分。今は踏ん張り時として家族全員で頑張っていきたい。