Twitter、休眠アカウントの削除方針を撤回
削除対象はEUのアカウントのみ、アカウントの削除する方針を撤回
Twitterは11月27日、休眠アカウントを削除する方針を撤回することを一連のツイートで発表した。発表後、故人のアカウントに関する対応方針が明らかにされていないことから、一部ユーザーから強い反発があった。
Twitterによると、この削除方針は欧州を対象としたものであり、GDPR(EU一般データ保護規則)に準拠するための対策であったと説明。また、故人のアカウントに対しては「誤りだった」として混乱を招いたことを謝罪。追悼する手段が提供できるまで、故人のアカウントを含む非アクティブのアカウントの削除は行わないことを明らかにした。
We’ve heard you on the impact that this would have on the accounts of the deceased. This was a miss on our part. We will not be removing any inactive accounts until we create a new way for people to memorialize accounts.
— Twitter Support (@TwitterSupport) 2019年11月27日
We apologize for the confusion and concerns we caused and will keep you posted.
— Twitter Support (@TwitterSupport) 2019年11月27日
なお、記事執筆時点で「運営の痕跡がないアカウントに関するポリシー」を確認したところ、「少なくとも6か月ごとにログインして、ツイートするようにしてください」との記載は変わっていない。