watchOS 7、注目の新機能・変更点まとめ
文字盤の共有、睡眠トラッキング、自動手洗い検出が追加
Appleは6月23日、「watchOS 7」を正式発表した。開発者向けにはベータ版が早速公開され、一般公開は秋頃を予定している。
watchOS 7は、新しい文字盤、同一アプリのコンプリケーションの複数表示、文字盤の共有、ダンスのワークアウトサポート、睡眠管理機能、手洗い検知機能を追加。アクティビティ機能は「フィットネス」として改称されている。
本記事ではwatchOS 7の新機能および変更点をまとめて紹介する。
watchOS 7をサポートするApple Watch
特に注目するべき新しい機能をピックアップ
文字盤
watchOS 7では、文字盤に関する様々なアップデートが行われる。1つの文字盤に、同じアプリケーションから複数のコンプリケーションを設置可能になる。
「クロノグラフプロ」や「特大」などの新しい文字盤も用意されている。
クロノグラフプロ
文字盤を完全にゼロから作る機能は用意されていないが、コンプリケーションを含む文字盤を共有する機能が用意された。
フィットネス
watchOS 7には、ダンスのワークアウトが追加された。
Apple Watchに内蔵されているセンサーを活用し、腕の動き、上下の加速、心拍数を計測することで正確な消費カロリーを測定する仕組みだ。
他にコアトレーニング、機能的筋力トレーニング、クールダウンなどのワークアウトも追加されている。
アクティビティアプリは「フィットネス」に改称され、UIも刷新されている。
睡眠管理機能
watchOS 7では待望の睡眠管理機能が追加された。身体が眠る準備をするのに役立つという、就寝前のルーティンを設定する「Wind Down」が用意されている。
Apple WatchとiPhoneで就寝前のルーティンを作成し、ホームアプリケーションで特定のシーンを設定したり、リラックスできるサウンドを聞いたり、お気に入りの瞑想アプリケーションを使うことができる。
睡眠する時間になるとおやすみモードが有効化され、iPhoneおよびApple Watchは画面が暗くなる。
睡眠中はApple Watchの画面は画面が暗くなり、タップすると最小限の情報が表示される。
起床は、消音した触覚的なアラーム、または優しいサウンドから選ぶことができる。
起床後の画面にはApple Watchの電池残量が表示される仕組み。なお就寝1時間以内のバッテリー残量が少なすぎる時は、Apple Watchが就寝前にユーザーに充電するよう促すそうだ。
睡眠データはデバイス上、またはiCloudの同期によってiCloud内で暗号化され、ヘルスケアアプリ上から確認できる。
自動手洗い検出機能
watchOS 7には自動手洗い検出機能が追加された。適切に20秒以上手を洗うことは病気の感染防止に役立つとして、ウェアラブルデバイスとして初めて搭載する。
Apple Watchはモーションセンサー、マイク、そしてデバイス上の機械学習を利用し、手を洗う動きと音を自動的に検出。
20秒のカウントダウンがApple Watchに表示され、満たない場合は洗い続けるよう促される。
20秒を完了すると完了メッセージとともに祝福される仕組みだ。
僕も寝る時はSeries 4を付けています!睡眠管理機能が2つのApple Watchを行き来しても安定して動作してくれることを願いますw
文字盤はアナログ派ですが、クロノグラフ系は仕方ないとしてもインデックスの刻みが細かい文字盤が多く、正確な時刻を把握したいときに逆に確認しづらいです。
今のところカリフォルニアがベストな感じで、たぶんクロノグラフプロも使わないかな?
外出時はApple Watch5で、帰宅後に4を着けているので、Apple純正の睡眠管理機能は多少興味あります。