ケーブル収納機能付き、Twelve SouthのUSB-Cハブ「StayGo USB-C Hub」が”ちょっとした不便さ”を解決してくれる
据え置き時に使いやすく、持ち運び時もケーブル忘れを防げる仕組みになっている
フォーカルポイントは8月15日、Twelve Southの「StayGo USB-C Hub」を販売開始した。
「ああ、またUSB-Cハブかよ、もういらんわ」と思うかもしれないが、このUSB-Cハブは今までありそうでなかった仕組みが用意されているため、据え置き時に使いやすく、持ち運び時もケーブル忘れを防げる仕組みになっているのだ。
MacBookに必要なポートやスロットをすべて備えたUSB-Cハブ
まずはUSB-Cハブとしての基本的な仕様から。
- スロット / ポート:USB-C × 1、USB-A 3.0ポート× 2、USB-A 3.0(BC1.2)ポート×1、HDMI × 1、Ethernetポート、SDカードスロット、Micro SDカードスロット
- USBポート規格:USB-C PD(85W)充電専用、USB-Aポート 3.0(最大5V / 900mA:5Gbps)、USB-A 3.0(BC1.2)ポート(最大7.5W:5Gbps)
- 映像出力規格:HDMI(最大3840 × 216 0 / 30Hz)フル1080p、HDMI端子を搭載したディスプレイ、モニタ、テレビ等に対応
- Ethernet規格:10 / 100 / 1000 BASE-T RJ45コネクタ
- SD / MicroSD規格:セキュアデジタル v3.0、UHS-Iクラス
- パワーデリバリー:最大85Wの電力供給と充電
- USB-A 3.0ポートは後方互換性あり
「StayGo USB-C Hub」はUSB-C、USB-A 3.0(BC1.2)、USB-A × 2、4K HDMIや超高速の有線ネットワークとサーバーに接続するためのギガビットEthernetポートと、SDカードやMicroSDカードのスロットなど8つを搭載し、最大85Wまでの電力をサポート。
なお、多くのUSBハブがSDカードとMicro SDカードの同時利用を不可としている中、「StayGo USB-C Hub」は同時利用可能となっている。
1メートルのケーブルでデスク周りがクリーンに
さて、「StayGo USB-C Hub」の特徴は、2種類のケーブルが同梱されているということ。そして、そのうち1本はハブ本体に内蔵されている、ということ。
一方は、1メートルのケーブルとなっていて、端子が90度に曲がっている。MacBookに沿うようにケーブルを配置でき、USB-Cハブ本体をMacから少し離れた位置に設置することができる。
多くのUSB-Cハブは、本体に直接取り付けるタイプか、数センチのケーブルが付属しているタイプの2種類に分類される。デスクの上に置いている場合は特に問題ないのだが、僕のようにスタンドの上に置いていると、ハブが宙ぶらりんになってしまう。
見た目も悪いが、端子に負担が掛かっている恐れもあり、あまりMacBookにとっても良いとは言えない。
その問題を解決してくれるのが、「StayGo USB-C Hub」の1メートルケーブル。少し離れた位置にハブ本体を置くことができ、デスク周りもMac周りもスッキリする。
持ち運び時は本体に収納できるケーブルを活用
常に同じ場所で作業しているとは限らない。時にはUSB-Cハブを持ち運びたい時もあるはず。
「StayGo USB-C Hub」は本体に125mmのミニケーブルが収納されている。そう、本体にケーブルが収納できるようになっているのだ。
外出時に使う時は1メートルケーブルをデスクに他の周辺機器とともに放置し、USB-Cハブ本体のみを持ち運んで問題ないのだ。これ、ものすごく便利では?!
「いやいや待て。StayGo USB-C Hub自体を持ち運ぶ時にケーブルはどうすれば良いんだ」と疑問に感じた人は、鋭い。僕のおすすめは、デスク横にこのようなケーブルホルダーを張り付けること。ケーブルが落ちる心配もなく、デスクで使うときも子1本ずつケーブルを元の場所に指し直せばいつも通り使える。
価格は11,800円。記事執筆時点ではAmazonでは購入できず、楽天およびYahooで購入可能となっている。