CIO、普通のUSB-Cケーブルをマグネット型に変換するアダプタを発売
最大240W対応、L字型設計、ポゴピン採用
CIOは10月17日、USB-Cケーブルをマグネット式に変換できる「USB-Cマグネット変換アダプタ」を発売した。ブラック、ホワイト、パープルの3色展開。価格は1,580円だが、プライム感謝祭先行セールにて16%オフで販売されている。
このアダプタをUSB-Cケーブルに装着することで、ケーブルの抜き差しがワンタッチでできるようになり、利便性が向上する。スマートフォンやタブレットの充電ケーブルに装着すれば、暗い場所でも簡単に接続できる。また、ノートPCの充電ケーブルに装着すれば、ケーブルに足を引っ掛けて落下させてしまうリスクを軽減できる。
既存のマグネットシリーズケーブルとも互換性がある。
最大240Wの高出力に対応
最大240Wに対応し、スマートフォンからノートPCまで、幅広いデバイスで使用可能だ。USB PD(Power Delivery)に対応した充電器と組み合わせることで、デバイスを高速に充電できる。
L字型設計で使い勝手向上
L字型設計を採用しており、ノートPCの充電や、スマートフォン・タブレットでの横向きコンテンツ視聴にも便利だ。ケーブルが邪魔になりにくく、快適にデバイスを使用できる。
ポゴピン採用で安定した接続
マグネットケーブルは端子とコネクタが分離しているため、通電トラブルが発生しやすい。CIOは、この問題を解決するために、ポゴピンを採用している。
ポゴピンはバネ性のあるピンだ。端子とコネクタをしっかりと接続し、安定した電力供給を可能にする。
どのようなデバイスに使うべきか
USB-Cマグネット変換アダプタの注意点として、最大240Wまでの出力に対応しているがデータ転送はUSB 2.0相当(480Mbps)であること。データ転送の必要がない、充電を目的としたケーブルに使うと良いだろう。
また決まった場所で充電するデバイスであることも重要だ。基本的にデスクの上に置いてあるもの、常に部屋の片隅に置いてあるもの、などが利便性を享受できるだろう。
例えばマウス、ヘッドホン、ワイヤレススピーカーなど。チューブライトなど撮影用のライト用としても良いだろう。
一方で出先で頻繁に使用するデバイスは避けたほうがいい。例えば僕の場合、iPhoneをデータ転送用として接続することはないが、急な電池切れでUSB-Cケーブルで充電することがある。マグネット端子があることで対応ケーブルを持ち歩くか、端子を外して直差しする必要がある。
CIOはマグネットシリーズの製品として、ストレート型やL字型、ディスプレイ搭載型などがあり、長も様々。いずれも現在セール中。興味ある人はチェックしてもらいたい。