AirTag 2、やっぱり日本では拡大した「正確な場所を見つける」の範囲は利用できません。Appleが正式発表
プレスリリースの注釈が大幅変更。曖昧だった「国や地域」が「日本では」と明記され、Apple Watchでの利用制限も新たに追加

AirTag(第2世代)の発表以来、日本国内で新機能が使えるのか使えないのか、情報が錯綜していた。Appleが1月26日に公開したプレスリリースでは、制限について曖昧な表現が使われていたためだ。しかしAppleがプレスリリースを更新し、ようやく決着が付いた。
日本では拡大した「正確な場所を見つける」の範囲は利用できない。Appleが正式に明記した。当初のプレスリリースでは曖昧だった日本国内での機能制限について、具体的かつ明確な表現に書き換えられている。
最も大きな変更点は、注釈部分に「規制により、日本では拡大した『正確な場所を見つける』の範囲は利用できません」と記載されたこと。AirTag(第2世代)の最大の売りである探索範囲の拡大機能が、日本国内では実質的に使えないことが、Appleの公式見解として示された形だ。
プレスリリースの注釈が大幅変更
旧バージョンと新バージョンのプレスリリースを比較すると、注釈部分の記載内容が大きく異なっている。
旧バージョンの注釈1(1月26日公開時)では、以下のように記載されていた。
「正確な場所を見つける」機能は、超広帯域テクノロジーが制限されている国や地域では利用できません。詳しくは、apple.com/jp/uwbをご覧ください。
一方、新バージョンの注釈1(更新後)は、次のように変更されている。
規制により、日本では拡大した「正確な場所を見つける」の範囲は利用できません。日本国外を旅行する場合、拡大した「正確な場所を見つける」は、iPhone Air、またはiPhone 15以降(iPhone 16eを除く)とペアリングしたAirTag(第2世代)で利用できます。地域によって利用できない場合があります。詳しくは、apple.com/jp/uwbをご覧ください。
旧バージョンでは「国や地域」という曖昧な表現だったが、新バージョンでは「日本では」と明示された。さらに「拡大した」という言葉が追加され、第2世代の新機能が対象であることが明確化されている。
加えて、海外旅行時に利用できる条件として、対応デバイスが具体的に記載された。iPhone Air、またはiPhone 15以降(iPhone 16eを除く)とペアリングした場合に限り、日本国外で機能を利用できるとのことだ。
本文にも「海外を旅行中のユーザーは」が追加
注釈だけでなく、プレスリリース本文の「通信範囲と見つけやすさが向上」セクションにも変更が加えられている。
旧バージョンでは、以下のように記載されていた。
「正確な場所を見つける」機能は、触覚的、視覚的、聴覚的なフィードバックを使い、前世代よりも最大50パーセント遠い位置から、紛失した持ち物のある場所へとユーザーを導きます。
新バージョンでは、次のように変更されている。
海外を旅行中のユーザーは、この新しい超広帯域チップにより、前世代よりも最大50パーセント遠い位置から「正確な場所を見つける」機能を使うことができ、今回初めて、Apple Watch Series 9以降、またはApple Watch Ultra 2以降で「正確な場所を見つける」機能を使ってAirTagを見つけられるようになり、パワフルな体験が手首の上で可能になります。
新バージョンでは、「最大50%遠い位置から」という新機能の説明の前に、「海外を旅行中のユーザーは」という条件が明記された。つまり、この機能は日本国内では利用できないことが、本文中でも示されている。
Apple Watchでの利用制限も新たに明記
新バージョンのプレスリリースには、注釈2が新設された。旧バージョンでは、Apple Watchでの利用に関する制限について一切言及がなかった。
新バージョンの注釈2は、以下のとおりだ。
規制により、日本ではApple Watchで「正確な場所を見つける」を利用できません。日本国外を旅行する場合、Apple Watchで「正確な場所を見つける」を利用するには、watchOS 26.2.1を搭載した、Apple Watch Series 9以降またはApple Watch Ultra 2以降が必要です。地域によって利用できない場合があります。
AirTag(第2世代)の新機能として、Apple Watch Series 9以降またはApple Watch Ultra 2以降で「正確な場所を見つける」機能が利用可能になることが発表されていたが、日本国内では利用できないことが正式に明記された。
日本で使えない理由
AirTag(第2世代)の「拡大した『正確な場所を見つける』機能」が日本国内で利用できない理由は、総務省の規制にある。日本ではUWB(超広帯域無線)の9.0〜10.25GHz帯での屋外利用が禁止されている。
AirTag(第2世代)に搭載された第2世代UWBチップ(U2)による性能向上は、この制限された周波数帯を活用することを前提としている。そのため、日本国内では「拡大した範囲」での利用ができない。
総務省のWebサイトには「ハイバンドの低帯域(7.25-9.0GHz)は屋外での利用が認められていますが、7.587~8.4GHzの周波数のみを使用する無線装置の場合を除き、一部の場所では屋外での運用が制限される場合があります」と記載されている。iPhone 15シリーズの発表時にも、同様の制限が話題になった。
購入を検討する際の注意点
AirTag(第2世代)の最大の売りである「前世代よりも最大50%遠い位置から探せる」機能は、日本国内では実質的に利用できない。スピーカー音量が50%向上し、最大2倍離れた場所から音を聞き取れるようになったこと、Bluetoothチップも強化されていることは確かだが、UWB機能の制限により、初代AirTagからの買い替えメリットは限定的と言えるだろう。
ただし海外旅行や出張が多いユーザーで、iPhone 15以降(iPhone 16eを除く)またはiPhone Airを使用している場合は、渡航先で拡大された探索範囲を活用できる。国内利用がメインなのか、海外利用の機会が多いのか。購入前に自身の利用シーンを検討したほうが良さそうだ。
AirTag(第2世代)の価格は、1個入りが4,980円(税込)、4個入りが16,980円(税込)。
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