【Pentatonix特集】gori.me独占インタビュー:アカペラに興味を持った理由、アレンジの進め方、体調管理方法など
それぞれのメンバーの好きな音楽ジャンル、影響を受けたアーティストは?
「僕が一番好きなグループは、イモージェン・ヒープ。彼女は美しい声の持ち主っていうだけじゃなく、自分の音楽もプロデュースしていて、それって素敵だと思うし、僕もそれがやりたいから。エレクトロニック・ミュージックが僕が一番好きなジャンルで、いつか自分の曲をプロデュースをやりたいんだ」
「僕はビヨンセに一番インスパイアされてる。彼女はとても才能があって、革新的で、彼女の仕事ぶりは誰にも適わないよ。僕は彼女ぐらい一生懸命仕事したいって思ってる。大好きだよ」
「2人いるわ。サラ・バレリスは本当に最高だと思う。彼女の音楽は本当に美しいと思うわ。『ザ・シング・オフ』の審査員が彼女だったから、幸運にも彼女に会うことができたわ。夢が叶って、素晴らしかった。人としても素晴らしい人で、尊敬に値するロールモデルよ。
それから、イディナ・メンゼル。彼女の経歴が好きなの。8歳の時からブロードウェイが私の夢だったんだけど、彼女はブロードウェイで活躍していて、ディズニーのプリンセスもやっていて、TVにも映画にも出演していて、それだけ沢山の機会を手にして見事に達成しているのは素晴らしいと思うの。彼女がやる気に溢れた人なのが分かるから」
「僕が音楽を始めた時、クラシックから始めたんだ。チェロを演奏してた。だから、僕はジャックリーヌ・デュ・プレにすごく影響されてる。彼女の演奏法は、格式張った、少数の人達だけが理解できるものではなくて、人としての要素をすごく出した演奏だった。
それがすごく大衆に伝わったんだと思う。だからすごく好きなんだ。それから今は特に、クインシー・ジョーンズにすごくインスパイアされてる。彼のこれまでのキャリア、彼の音楽が沢山の人に聞かれていることだけじゃなくて、そこにある深みが、僕にとってはとても大事なんだ。
だから、この二人が、それぞれの形で僕をすごくインスパイアしてくれたよ」
「僕がフォーク・ミュージックが大好きなんだ。だから、サイモン・アンド・ガーファンクルかな。それと、イアン・マーティン??曲の誠実さと控え目な感じが大好きなんだ」
「だから、それぞれに全然違う影響があるんだよね。それがこのグループのクールなところなんだ。アレンジも、色々な瞬間も、全員から出て来ているんだ。全員が違うアイディアを持ってるから。
例えばKevinが僕が絶対に思いつかないようなメロディック・ラインを思いつく。僕はクラシック音楽のことは彼のように分からないからね。そうやってお互いにアイディアを出し合えるのはクールだと思う」
今後共演したいアーティストは?
今後の予定は?
「この後やることになるのは、沢山のアレンジと、沢山の作曲とレコーディングだね。アルバムを完成させようとしてるんだ」
「でもこの日本盤が出ることにもすごく興奮してるよ。日本のファンが僕達の音楽を気に入ってくれることをすごく望んでるし、サマーソニックで皆に会えるのをすごく楽しみにしてるよ。日本にもファンがいてくれるって聞いたから、実際に日本に行って、ファンの皆に会うのが本当に楽しみだよ」
バンドとしての目標はある?
「グラミーを受賞できたら、最高だよね。あとは、ラジオでかかるような曲を作りたいし、他のアーティスト達と同じようにリスペクトされるグループになりたい。アカペラだけで皆に知られるんじゃなくて、革新的な音楽をやるアーティストとして知られたい」