KDDIとfoursquareが協業を発表、端末にショートカット搭載
KDDIがfoursquareと提携することを発表した。昨年の成長率3400%であるこの位置情報サービスとの提携は、日本国内の普及に大きく貢献することが予想出来る。映画「ソーシャルネットワーク」の効果もあってFacebookの認知度は高まっているが、foursquareがFacebook Placesより優れている3つの理由にも書いたように、間違いなく2011年も引き続き伸びるサービスだと僕は思っている。
今回の発表で、FoursquareのCEOであるDennis Crowleyは以下のように述べている。
「東京が世界で2番目にチェックインされている都市という実績のとおり、foursquareは、日本で大変人気が高まっています。このような市場で、我々はKDDIと協力して、アプリケーションのショートカット掲載を始めとして、お客さまが簡単にサービスを利用できる機会を提供することでfoursquareのサービスの認知度が高まることを期待しております。これにより、日本のお客さまは新しい体験をして、友人とこのサービスを共有できることになるでしょう。」
via KDDI株式会社
これから発売を予定しているIS04、IS05にはアプリケーションのショートカットを搭載するそうだ。
KDDIはSkypeにしろfoursquareにしろ、積極的に新しいサービスを取り入れているので、現状のように一部のコアユーザーだけではなく、一般層にも普及することが出来れば、サービスとしてさらなる盛り上がりが期待できそうだ。ガラケー市場ではすっかり存在感を失ってしまい、スマートフォン市場も完全に乗り遅れてしまったKDDIだが、xperia arcがKDDIから発表される噂もあるので、サービスとハードウェアの両方面からの挽回に期待したい。