「Apple Music」に暗雲が漂う?!21%ものユーザーが自動更新をオフに
「Apple Music」は本当に使われているのだろうか。先日、登録者が1,100万人を突破していることが明らかになったが、これはあくまでも無料試聴期間であることを前提に登録したユーザーが含まれている。どの程度のユーザーが継続的に課金するユーザーとして残るかが課題だ。
無料試聴期間終了まで約1ヶ月半あるが、既に暗雲が漂っているようだ。The VergeがAppleの広報担当から伝えられた情報によると、現在、「Apple Music」を使い始めたユーザーのうち、79%のユーザーが使い続けていると報じている!つまり残りの21%は……。
「Apple Music」のユーザー数は約870万人
先日Eddie Cue氏が公開した1,100万人というユーザー数をもとに算出すると、現在、「Apple Music」を利用しているユーザー数は約870万人ということになる。このまま全員がサービスを継続するかどうかは分からないが、先行きに多少なりとも不安は感じる。
今のうちに3ヶ月後の自動支払いをオフにしたい、という人は以下の記事を参考に設定しておくべし。
幸いにもまだ伸びしろはあるようだ。Spotifyの有料アカウントを契約しているユーザーのうち、28%は「Apple Music」を試しているとのこと。そもそも「Apple Music」の存在を認識していない人が23%もいることから、ユーザー数の拡大は期待できそうだ。
個人的には「Apple Music」を一切使わなくなった。最大の理由はUIの分かりづらさ。洋楽はそれなりに聴く方だと自負しているが、「Beats 1」はHIP-HOPとR&Bばかりで飽きる上にDJがいちいち入ってきて鬱陶しいので音楽が楽しめない。
リコメンドの精度も一向に改善される兆しも見えず、プレイリストの選曲は相変わらずしっくりこない。アーティスト側に選択権があるとは言え、「iTunes Music Store」にあり、「Apple Music」にはない楽曲があるのはストレスフルだ。どうせ試聴できないなら分かりづらいUIをすべて排除し、これまで通りのミュージックアプリで十分だ。
邦楽が驚くほど揃っていないこともマイナスが大きい。僕は先日有料化に移行した「LINE MUSIC」は引き続き使用中だが、久しぶりに立ち上げた「AWA」で垂れ流しにしていたプレイリストはやはり個人的に好みだった。早くオフライン再生に対応してもらいたいところ。
僕が普段聞いているPodcastの参加者は概ね「Apple Music」に対して前向きな反応で継続するという意見だったが、好みの音楽が揃っていない国のユーザーからするとあえて月額980円を上乗せしてまで使いたいと思わないのかもしれない。
どうなる、「Apple Music」。無料試聴期間後のユーザー数には注目だ。
(via 9to5Mac)
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