Apple、衛星経由の緊急SOS機能を米国とカナダで提供開始
12月中に提供地域を拡大。フランス、ドイツ、アイルランド、イギリスで展開へ
Appleは11月16日、米国とカナダで衛星経由の緊急SOS機能をiPhone 14シリーズ向けに提供開始した。年内12月までにはフランス、ドイツ、アイルランド、イギリスでサービスを展開予定。2023年以降にはさらに提供地域を拡大する。
衛星経由の緊急SOS機能は、セルラー通信やWi-Fiの圏外でも衛星通信を介して緊急通報サービスにメッセージを送信できる機能。iPhoneに表示される重要な質問を回答することで専門スタッフに状況が伝わり、ユーザーに代わって救助を呼んでくれる仕組みだ。衛星を介して手動で自分の位置を「探す」で共有でき、通信圏外でハイキングやキャンプをしている時の安心感に繋がる。
衛星経由の緊急SOSは、サービス開始より2年間は無料で提供される。3年目以降の料金は明らかにしていない。使用にはiOS 16.1以降がインストールされたiPhone 14シリーズが必要だ。
機能のリリースに合わせて、デモ機を使用した衛星経由の緊急SOS機能を試す動画が複数公開されている。あわせてチェックしてもらいたい。
1 2
関連キーワード
コメント(0件)