iPhone 12発表イベントで発表される、iPhone以外の製品予想まとめ
招待状から読み取れるヒントや過去の噂をもとに新製品を予想する
Appleは、日本時間10月14日深夜2時より、スペシャルイベント「Hi, Speed.」(日本語名:速報です。)を開催する。当日は2020年の新型iPhone(iPhone 12)が正式に発表される可能性は高いが、他に何が発表されるのか。
本記事では招待状に隠されたヒントやこれまで報じられてきた噂をもとに、発表される可能性がある新製品をリストアップする。
「Hi, Speed.」で発表が予想される新製品
Appleは、スペシャルイベントでいくつの新製品を発表できるのだろうか。今年9月に開催された「Time Flies」では、Apple Watch Series 6およびApple Watch SEの発表にかかった時間が約27分。iPad(第8世代)とiPad Air(第4世代)は約26分だった。昨年のiPhone 11シリーズは、iPhone 11は約21分、iPhone 11 Proは約28分でプレゼンテーションが行われた。
スペシャルイベントは、最大2時間の開催が予定されている。iPhone 12シリーズの発表で合計1時間使用すると想定した場合、他の新製品に残り1時間使用できる。
HomePod mini:小型化され価格も安くなったモデル
Appleは、小型化されたHomePod(HomePod mini)を発表する可能性がある。招待状に含まれる4つの円のうち、1つは「HomePod mini」を示唆しているとの憶測も出ている。
Appleに関する情報を正確に予測した実績を持つ有没有搞措氏は、年内登場を予測。BloombergのMark Gurman記者も同じく年内発表と伝えている。
Apple : HomePod mini👀👀👀
– A10 Fusion
– $169 < 199
– Half the size of HomePod
– Released in October
– Updated SiriHomePod sales will continue, of course👍👍👍
About chip info: @koiiiiiin
— Apple RUMORs (@a_rumors1111) 2020年10月7日
新型iMacの発売時期などを正確に予測したApple RUMORs氏によると、「HomePod mini」はA10 Fusionチップを内蔵し、HomePodと比べて約半分のサイズになるという。HomePodはA8チップを内蔵している。また価格はHomePodよりも100ドル以上安く販売され、169〜199ドルになるそうだ。
there is no HomePod2 this year
only have mini one— 有没有搞措 (@L0vetodream) 2020年10月7日
AirPods Studio:オーバーヘッドイヤホン
Appleは、AirPodsブランドのオーバーイヤーヘッドホンを発表する可能性がある。
Bloombergは今年4月、レザーのようなファブリック素材を使用したプレミアムモデルと、通気性に優れた素材を使用した運動用モデルの2種類が開発されていると報じていた。左右の耳を識別でき、イヤーパッドとヘッドバンドのパッドはマグネット式で、ユーザーによる着脱が可能だという。
Apple情報を正確にリークしてきたJon Prosser氏は、製品名が「AirPods Studio」になると予測。価格は349ドル(約35,000円)になるという。iOS 14の内部コードからホワイトとブラック(またはスペースグレイ)の2色展開を示唆するアイコンが発見されている。
Appleは先月末、オンラインストアおよび直営店の店頭からBose、Logitech、Sonosなどサードパーティ製スピーカーやヘッドホンをすべて取り下げたと報じられている。Appleは2014年、Apple Watchの発表直後からFitBit製品の取り扱いを終了していることから、関連商品が発表間近である可能性が高い。
AirTag:紛失防止タグ
@jon_prosserより
Appleの紛失防止タグは、昨年登場が噂されていたものの直前で予定が変更。名称は「AirTags」と呼ばれると見られている。Bloombergは年内登場を予測している。
またAppleの招待状には「AirTag」を彷彿させるデザインが含まれており、実物を見たとしているJon Prosser氏はスペシャルイベントでの発表を示唆している。
— Jon Prosser (@jon_prosser) 2020年10月6日
「AirTags」の特徴は、超広帯域無線通信(Ultra Wide Band、UWB)のサポート。誤差は5〜10センチメートルとなっており、一般的な紛失防止タグが採用しているBluetooth LEとWi-Fiよりも遥かに高い精度が実現可能だ。
Jon Prosserによると、本体は「ペットボトルのキャップよりもわずかに大きいサイズ」といい、前面は真っ白、背面はAppleロゴが描かれた金属製のプレートが採用されている。
iPhone 11シリーズにはUWBのU1チップを内蔵。U1チップは将来的にすべてのApple製品に搭載され、AirDropなどデバイス間の連携力を高めるために活用する可能性があるそうだ。
iPhone 12シリーズ:新カラーモデルとしてオレンジとブルーが登場か
スペシャルイベントで「iPhone 12」シリーズが発表される可能性は極めて高い。5.4インチを1機種、6.1インチを2機種、6.7インチを1機種、合計4機種が登場し、すべてのモデルがイベントタイトルの「Speed」を意味する5G通信に対応すると見られている。
招待状のデザインに採用されているオレンジとブルーは、「iPhone 12」シリーズに用意されている新カラーモデルを表現している可能性がある。
Apple Watch Series 6に新色ブルーが追加されていることから、「iPhone 12」シリーズにはブルーが用意される可能性が高い。「iPhone 12 Pro」はミッドナイトグリーンの代わりにネイビーブルーが用意されると噂されている。
オレンジに関する情報は報じられていないが、色合いから「iPhone 12」の新カラーモデルとして用意される可能性がある。iPhone 11は、ホワイト、ブラック、グリーン、イエロー、パープル、(PRODUCT)REDの6色展開だ。
なおAppleは、2020年の新型iPhone(iPhone 12)を発表イベント終了後に予約受付を開始し、10月16日に販売開始する可能性がある。ただし発売されるのは5.4インチ型「iPhone 12 mini」および6.1インチ型「iPhone 12」の2機種のみ。「iPhone 12 Pro」シリーズは11月半ばまでずれ込む可能性があると見られている。
apple card日本リリースないかなぁ…
イラストはAirPowerのコイルの重なりにも見えたのですが、サプライズで出てくれたら嬉しいです。
Proモデルもカラバリフヤシテ….フヤシテ….