Appleの紛失防止タグ、位置誤差は5〜10センチ程度の高精度を実現か
万が一UWBでしか動作しない場合、Appleの紛失防止タグは最新のiPhoneのみでしか利用できないことになる
Apple独自の紛失防止タグの画像 = 9to5Mac
TFIアナリストのMing-Chi Kuo氏によると、Appleが日本時間9月11日に開催予定のスペシャルイベントでiPhone 11シリーズと同時に発表すると噂されている紛失防止タグは、超広帯域無線通信(Ultra Wide Band、UWB)に対応すると予想している。
また、同氏が今年5月にも伝えていた通り、次期iPhoneの全モデルも同じ技術をサポートすると見られている。
UWBを採用することにより、一般的な紛失防止タグが採用しているBluetooth LEとWi-Fiよりも遥かに高い精度を実現することが可能。従来は5メートル単位の精度だったところ、UWBであれば5〜10センチメートル単位の精度になるという。
Appleの紛失防止タグがUWBのみサポートするか、Bluetooth LE/Wi-Fiもサポートするかによっては不明。前者である場合、タグを利用できるのは実質2019年のiPhoneのみということになってしまうが、果たしてどうなるのだろうか。
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