Instagram、「3D Touch」と「Apple Pay」を利用した広告をテスト中
今年5月から国内でも配信開始するようになって以来、Instagramでスポンサード投稿を見かける機会が少しずつ増えてきた。メッセージ性のある写真を投稿し、タイムラインから商品の購入やアプリのインストールを可能にしている。
これまでは気になる広告が流れてきた場合は都度リンクをタップする必要があったが、最新のiPhoneを使用している人はその手間が省けるようだ。Digidayによると、Instagramは「3D Touch」と「Apple Pay」を利用した広告をテストしていると報じている!
「3D Touch」で複数の広告商品を確認できる便利さ
スポンサード投稿に「3D Touch」を組み合わせることによって1つではなく複数の選択肢を提示可能になる。例えば服のブランドであれば「強タップ」することによって同じブランドの別の服が確認できるようになるそうだ。
さらに、「Apple Pay」を組み合わせることによってSafariを立ち上げブランドサイトに飛ぶことなく、Instagram内で購入まで完結する。同一画面で全ての操作を行う仕組みを提供することによって離脱率を抑える効果は期待できそうだ。
【image via MacRumors】
Instagramは今年9月時点で月間アクティブユーザー数(MAU)が4億人を突破したことを明らかにしている。これはTwitterに大差、Pinterestを大幅に上回るMAUとなっている。
先日、Instagramがアメリカの10代に最も人気のあるSNSであるとThe Wall Street Journalが報じていたことからも分かる通り、若年層を中心に多くのユーザーが集うプラットフォームになった。ユーザーが集うところには企業が集う。多数のブランドがInstagramに高い関心を寄せているのも納得できる。
(via MacRumors)