「iOS 8」では純正のマップアプリが大幅に強化される見通し!乗り換え案内機能も追加、いずれかはARも?!
「iOS 7.1」がリリースされたばかりだが、Appleは既に「iOS 8」の開発に着手している。もちろん、「iOS 9」や「iOS 10」も見据えて…。
9to5Macによると、Google Mapsに対抗してAppleは「iOS 8」で純正マップアプリ(Maps)の機能強化に向けて準備を進めていると報じている!
地図データの精度向上、乗換案内機能の追加!ARも準備中?!
かつてはGoogle Mapsを純正の地図アプリとしてインストールしていたiOSだが、「iOS 6」のリリースと同時に2012年半ば、自社の地図アプリに切り替えた。最近は大分マシになったが、リリース当初はとにかくデータの精度が低く、お世辞にも使いものにならないクオリティだった。
これらは過去に買収した「BroadMap」「Embark」「HopStop」などの技術を取り入れ、「iOS 8」では精度が大幅に向上する見通し。関係者によると、空港や公園、バス停や駅などのラベルやアイコンが追加されスポットの閲覧がしやすくなり、全体的に見やすくなっているそうだ。
Appleが機能強化されたマップアプリで最も力を入れているのは乗換案内機能。ようやく公共機関を利用した移動も検索できるようになる。日本では様々なアプリでお馴染みの乗り換え案内だが、Appleは純正地図アプリにこの機能を直接取り入れるとのこと。以下がそのイメージ図。
上記の通り、地図の表示方法として「Standard」「Hybrid」「Satellite」の隣に「Transit」という項目が追加されるイメージ。日本人にとって当たり前の機能である出発時間や到着時間による検索も導入される予定。
さらに、「iOS 8」ではまだ見られないかもしれないが、Appleは拡張現実(AR)を利用した機能も開発しているそうだ。かつてセカイカメラが世界に提唱した画面越しに自分の興味がある場所やスポットを閲覧できる仕組みをAppleは数年後に一機能として取り入れるかもしれない。
(via 9to5Mac)