iOS/iPadOS 16.4やmacOS 13.3などのRC版、開発者向けに配信開始
ウェブアプリのプッシュ通知対応、15種類の新絵文字追加、Podcastアプリの機能改良など
Appleは3月22日、「iOS 16.4 RC」「iPadOS 16.4 RC」「macOS 13.3 RC」「watchOS 9.4 RC」「tvOS 16.4 RC」を開発者向けに配信開始した。
RC版(Release Candidate)は「リリース候補版」を意味し、従来のGM版(ゴールデンマスター)に値する。ビルドに問題がなければ、正式バージョンとして一般公開される。いずれのOSも、近日中にリリースされるだろう。
iOS 16.4とiPadOS 16.4のbetaでは、ウェブのプッシュ通知表示をサポート。Push API、Notifications API、Service Workers APIを利用しているホーム画面に追加されたウェブアプリは、ユーザーから許可されればプッシュ通知を送ることができる。
また1年以上ぶりに新しい絵文字が15種類追加。震えている顔、ロバ、マラカス、クシ、フルート、クラゲなどが利用可能になった。
ポッドキャストアプリは、iOS 16.4、iPadOS 16.4、macOS 13.3で新機能が追加。各チャンネルごとに、未視聴のエピソードが表示されるようになったほか、チャンネルが一覧表示できる「Channels」メニューが新たに用意された。また「Up Next」には、チャンネルは未登録だがエピソードを視聴したチャンネルのエピソードが表示される仕組みになった。不要であれば、簡単に該当エピソードを削除できる。最新機能はCarPlayにも反映される。
最新ベータ版のビルドナンバー、最新情報のまとめ
配信開始した各OSのバージョンとビルドナンバー
- iOS 16.4 RC (20E246)
- iPadOS 16.4 RC (20E246)
- iOS 15.7.4 RC (19H321)
- iPadOS 15.7.4 RC (19H321)
- macOS 13.3 RC (22E252)
- watchOS 9.4 RC (20T253)
- tvOS 16.4 RC (20L497)
- Xcode 14.3 RC (14E222a)
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