この「iPhone SE2」用のガラスフィルムやCADデータが怪しすぎ
「iPhone SE2」がベゼルレス・デザインであることを期待させる次期「iPhone SE」モデル用とされるディスプレイ部品の写真を紹介したばかりだが、Mobile Fun Blogも「iPhone SE2」用とされるガラスフィルムの写真やCADデータを公開している。
CADデータが怪しさ満点、工場の写真もどうかと思う
記事冒頭にある画像は一見公式画像であるかのように見えるかもしれないが、これはMobile Funが販売している「iPhone SE2」用とされるOlixar製ガラスフィルムのレンダリング画像。レンダリング画像はいくらでも再現のしようがあるため、信憑性は低い。
では、この工場内で撮影されたとされる「iPhone SE2」用のガラスフィルムはどうか。中央にあるのは「iPhone 5」となっていて、左右にあるガラスフィルムは確かに同じサイズであることが確認できる。やはりホームボタン用の穴はなく、画面上部に「Face ID」を想定したノッチがある。
確かに「工場内で撮影した」と言われるとそのような気もするが、既にAlibabaなどで「iPhone SE2」用を謳うガラスフィルムを取り扱っていることから、それらを取り寄せ、薄暗い環境で「iPhone 5」と撮影すればそれっぽい写真になる。
Mobile Fun BlogはCADデータも公開。縦横サイズは121.04mm x 55.82mmとなっていて、切り欠きの長辺の長さは18.7mmであるとのこと。「iPhone SE」の縦横サイズは123.8mm x 58.6mmとなっていることから、小型化しているということになる。
これはハッキリ言って怪しい。「iPhone X」でさえ「iPhone 7/8」より高さと幅どちらも大きくなっているのにも関わらず、「iPhone SE2」は「iPhone SE」よりも小さくなるということは考えづらい。
まとめると、Mobile Fun Blogの記事は怪しさ100%だった。僕は未だに次期iPhoneはベゼルレスにならないと思っているが、皆さんはどうだろうか。