iOS 13のNFCタグのサポートにより、iPhoneでマイナンバーカードが読み取りに対応へ
確定申告や保育施設の利用、児童手当や健康診断の受診などをiPhoneから申し込み可能に
iOS 13をインストールしたiPhoneからマイナンバーカードのICチップの読み取りをサポートすると日本経済新聞が報じている。政府の専用アプリからカードをかざして本人確認し、児童手当の申請や確定申告が可能になるとのこと。
「マイナンバーカードの技術仕様と利活用方式」(PDF)によると、非接触インタフェースとして「ISO/IEC 14443 TypeB」に準拠していることが記載されている。
AppleはiOS 13において「Core NFC」をアップデートし、「ISO14443」「ISO15693」「ISO18092」のNFCタグをサポートし書き込みにも対応することを発表していることから、技術的には利用可能になると見られる。
利用可能なデバイスが大幅に増える見通し、マイナンバーカードの普及に期待
マイナンバーカードの普及率は13%。一部Androidスマートフォンでは対応しているものの、iPhoneは非対応、パソコンでも専用のICカードリーダーが必要となっていたことから使い勝手が悪かった。
iOS 13によって「Apple Pay」に対応するすべてのiPhone(iPhone 7以降)で読み取ることができれば、マイナンバーカードの普及に期待ができる。
そのためには専用アプリが必要不可欠。内閣官房情報化統括責任者補佐官を務める楠正憲氏は準備を進めているとコメントしている。
やっと解禁になりましたか。という訳でiPhoneでもマイナンバーカードを読み取れる方向で準備を進めています。ずっと永田町や評論家の方々からお叱りを受けてましたが、ようやく機が熟しました / “確定申告、iPhoneで楽に マイナンバーカード読み取り :日本経済新聞” https://t.co/Bz0jCEFshA
— 楠 正憲 (@masanork) June 11, 2019
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