ドコモ、iPhone向け「おサイフケータイ ジャケット01」を発表!Bluetoothで連携するカード型デバイス
「今回もまたiPhoneをおサイフケータイ化できないなら…自分達でできるようにしてしまえ!」と言って実行したのは、なんとドコモ!
本日、ドコモからiPhoneでfelicaを利用可能にする「おサイフケータイ ジャケット01」が発表された!ケースなどに入れiPhone本体と持ち運ぶことによって、おサイフケータイとしての各種機能を専用アプリと連動して利用できるとのこと。発売は10月下旬を予定している。
「ゴールドポイントカード」や「楽天Edy」に対応予定
国内でこれほどiPhoneが普及しているのに未だに「おサイフケータイ」機能は利用できない。このままではそもそもおサイフケータイの機能を利用するユーザーが減り、これまでの投資が全て水の泡になってしまう。
そのような状況下で、本日ドコモから発表された「おサイフケータイ ジャケット01」は個人的に「ついに来たか」という印象。以前からICカードを入れることができるiPhoneケースを利用してきているので、幅広いおサイフケータイサービスを利用可能にするカード型デバイスを作ったのは非常に良い流れだ。
プレスリリースには以下のように書かれている。
「おサイフケータイ ジャケット01」はモバイルFeliCa ICチップを搭載しており、対応アプリ「おサイフリンクTM」をインストールした端末とBluetooth®で接続することで、当社が推進する電子マネー「iDTM」をはじめとする電子マネーや、各種ポイントサービス、飛行機の搭乗券など、複数の「おサイフケータイ」対応サービスを登録、利用できるデバイスです。対応ケースを利用して、iPhoneに装着することが可能です。
電池で動作し、連続動作時間は約2.5ヶ月。本体の大きさは86×51×4.2mm、重さは22g。iPhone専用のケースも用意されるが、装着して利用するとかなりの厚みがでてしまうため、今後の改良に期待したい。
対応するデバイスは「iOS 7.1」以上が動作する以下の機種:
対応するサービスは以下の通り:
- 全日本空輸株式会社 「スキップサービス」(10月下旬予定)
- 株式会社ヨドバシカメラ 「ゴールドポイントカード」(10月下旬予定)
- 株式会社NTTドコモ 「iD」(12月対応予定)
- 株式会社ジェーシービー 「QUICPay」(年度内対応予定)
- 楽天Edy株式会社 「楽天Edy」(時期未定)
- 株式会社ローソン 「ローソンモバイルPonta」(時期未定)
「モバイルSuica」が対応サービス一覧に含まれていないのは致命的だ。改札を通るときにカード入れや定期入れを出さずにiPhoneをかざすだけで通過できるのが魅力だが、現段階では名前が挙がっていない。需要は確実に理解しているはずなので、掲載されていないのはやはり大人の事情だろうか。
主要サービスがないだけではなく、各サービス対応時期が遅いことも気になるが、並行してデバイスそのものの薄型化を進めてもらいたい。4.2mmはどう考えても分厚い。「iPhone 6」の半分以上の厚さを持つデバイスを快く受け入れてくれる人も多くはないだろう。
(via NTTドコモ)