Apple Intelligenceが待望の日本語対応。……で、僕らの日常はどう変わる?
メール要約、写真検索、文章作成…「有能な秘書」機能で時短と創造性を実現
Apple Intelligenceがついに日本語に対応した。iOS 18.4、iPadOS 18.4、macOS Sequoia 15.4のリリースにより、フランス語、ドイツ語、イタリア語、ポルトガル語(ブラジル)、スペイン語、日本語、韓国語、中国語(簡体字)の8言語が新たにサポートされ、シンガポールおよびインド向けのローカライズされた英語にも対応している。
Apple Intelligenceが日本語対応したことで、iPhoneユーザーの日常生活はどう変わるのだろうか。「AIアシスタント」という言葉だけを聞くと難しく感じるかもしれないが、実際には僕らが日々感じている小さな不便を解消してくれる機能の数々だ。
この記事では、Apple Intelligenceが実際の生活でどんな場面で役立つのか、具体的に見ていこう。
Apple Intelligenceとは何か?日常生活での具体的メリット
Apple Intelligenceは、iPhone、iPad、Macにおいてユーザーのプライバシーを保護しながら直感的なパーソナルインテリジェンスを提供するシステムだ。「AIアシスタント」と聞くと難しく感じるかもしれないが、実際には日常生活の様々な場面で具体的なメリットをもたらす。
例えば、「長いメールの要点を知りたい」「新しいクラスメートに向けた自己紹介文を作りたい」「自分の似顔絵を作りたい」といった日常的な要望に応えてくれる。特筆すべきは、難しいプロンプトを入力する必要がなく、普段使っているメールやメッセージ、メモなどのアプリから直接利用できる点だ。
Apple Intelligenceが利用できる機種は?
Apple Intelligenceは、A17 Pro、A18、A18 Proチップ、またはMシリーズチップを搭載したデバイスでのみ利用可能。以下が2025年4月時点における対応デバイス一覧だ。
- iPhone
- iPad
- Mac
- MacBook Air(M1以降)
- MacBook Pro(M1以降)
- iMac(M1以降)
- Mac mini(M1以降)
- Mac Studio(M1 Max以降)
- Mac Pro(M2 Ultra)
文章作成・コミュニケーションがラクになる
作文ツールは、システム全体で利用可能で、ほぼすべてのアプリでリライト、校正、要約がワンタップで利用可能だ。
例えば、メールを書いていて「もっと簡潔に伝えたい」と思ったら、リライト機能で異なるバージョンのテキストを生成できる。プロフェッショナル、フレンドリー、簡潔などのトーン調整も可能だ。
校正機能では、文法、単語選択、文章構造などの改善点を提示し、タップひとつで修正可能。変更理由の説明も表示されるので、日本語の文章力向上にも役立つ。
メール対応が格段に効率化
毎日大量のメールに追われている人にとって、Apple Intelligenceは救世主となるだろう。
優先度の高いメッセージが受信トレイのトップに自動表示され、重要なメールを見逃す心配がなくなる。メールのプレビューには件名の下に要点が表示され、開封前に内容を把握できるため、通勤電車の中でも効率的にメール確認ができる。
長文メールや複数メールの要約もワンタップで表示でき、「このメール、長すぎて読む時間がない」という悩みも解消される。
写真管理が劇的に便利に
自然言語での検索が可能に
「赤いドレスを着て踊っているマヤ」「絞り染めシャツを着た友人がスケートボードをしている」といった自然な言葉で写真を検索できるようになった。数万枚の写真ライブラリから目的の1枚を探す苦労が大幅に軽減される。
「クリーンアップ」で写真編集が簡単に
完璧な写真を撮ったものの、背景に不要な人や物が映り込んでしまった経験は誰にでもあるだろう。「クリーンアップ」ツールを使えば、これらの要素を簡単に取り除くことができる。
例えば、観光地で記念撮影した写真から後ろに写り込んだ他の観光客を消したり、綺麗な風景写真から電柱や電線を消したりといった編集が、専門的な知識なしでワンタップで可能になる。
創造性を広げる新機能
Image Playground
「Image Playground」では、説明文や写真ライブラリの人物から、ユニークなスタイルの画像を簡単に作成できる。例えば「友人を月面に登場させる」「家族をサーフボードに乗せる」といった楽しい画像が作れる。
SNSでのプロフィール画像や、友人へのメッセージに添える画像など、日常的なコミュニケーションに彩りを加えることができる。
ジェン文字
ジェン文字は、キーボードから直接オリジナルの絵文字を作成できる機能だ。「泣きながら走るネコ」「虹色の傘を持つ女の子」など、既存の絵文字にはない、その瞬間にぴったりの表現が可能になる。
メッセージのやり取りがより豊かで個性的になり、コミュニケーションの楽しさが広がるだろう。
通話とメモの録音・文字起こし
会議や講義の内容を記録したい場合、iOS 18ではPhoneアプリからライブ通話を録音および文字起こしできる。さらに、Apple Intelligenceによってトランスクリプトの要約も自動生成される。
「あの会議で何が決まったんだっけ?」と悩む必要がなくなり、重要なポイントを素早く確認できるようになる。
新しいSiri
新しいSiriは、より自然な対話が可能になった。言い直しや途中でリクエストを変更しても混乱せず対応できるようになり、「Siri、アラームをセットして…いや、タイマーを10分に…やっぱり15分で」といった言い直しにも柔軟に対応する。
また、会議や図書館など静かな場所では、タイプ入力でSiriを利用することも可能だ。iPhoneやiPadでは画面下部をダブルタップ、MacやiPadのキーボードではCommandキーを2回押すと起動できる。
ChatGPT連携で可能性が広がる
Siriは、ユーザーのリクエスト内容に応じてChatGPTからより有益な回答を得られる場合に、自動でChatGPTを活用する。アカウント作成不要で無料アクセスでき、IPアドレスも隠されるため、プライバシーを気にせず利用できる。
例えば、専門的な質問や、写真やPDF、プレゼンテーションなどのドキュメントに関する質問もできるようになり、Siriの能力が大幅に拡張される。
ChatGPTについては、以下の記事を参考にしてもらいたい。
Apple Intelligenceは、難しい操作や設定なしに、日常生活のさまざまな場面で時間短縮や創造性の拡張をもたらしてくれる。まさに「iPhoneに有能な秘書や助手がやってきた」と表現できるだろう。
最高ですね!!!!気に入った機能、どんどん見つけ次第教えてくださいw
ベータ版も使ってない初心者ですが、メールの要約を既に便利に使えてます