発売後に判明。iPhone 16シリーズの細かすぎる小ネタ8選
最大45W充電どうなの?スピーカーの音量は?カメラの第三者評価は?
iPhone 16シリーズが実際に発売されてから明らかになったことがいくつかある。本記事では、発売後に判明したiPhone 16シリーズの細かすぎる小ネタを8つまとめてみた。参考にしてもらいたい。
iPhone 16の小ネタ
期待されていた高速充電、それほど恩恵がないと話題
iPhone 16シリーズは最大45Wの有線充電に対応しているはずだが、数々の検証情報によると、最大45Wはおろか、充電時間は短縮されないどころか30分間で50%まで回復しないとの事例が多数公開されている。
MagSafe充電も最大25W近い出力は確認できているが、充電が思いのほか遅い。iPhone 16のバッテリーバッテリー容量は全モデル増えていることから、増えた容量を賄うために出力を増やしており実際は出力向上は充電時間の短縮には繋がっていない可能性がある。
iPhone 16は机に置くと”史上最もガタガタするモデル”?
iPhone 16のディスプレイ面を上にして机に置くと、過去のモデルと比べてもトップクラスにガタガタする、とYouTuberのMKBHDことMarques Brownlee氏が投稿している。
Ok I know everyone puts a case on their phone but I can’t possibly be the only one to notice this. iPhone 16 is possibly the wobbliest slab phone I’ve ever seen 😅 pic.twitter.com/0eDS0Lzjap
— Marques Brownlee (@MKBHD) September 18, 2024
同じモデルを手にしたが、確かに結構ガタガタ揺れる。
カメラコントロールは画面上でも操作できる
意外と把握していない人も多いが、カメラコントロールの操作は、ダブルタップで項目を呼び出しさえすれば、画面上で操作できる。
No one told me that you can actually use the camera control on the iPhone 16… without sliding your finger on the button??? 🤯🤯🤯 pic.twitter.com/mFZqh9k0hC
— Raven (@Razar_the_Raven) September 22, 2024
それでもカメラコントロールは総じて使いにくい。
iPhone 16 Proのベゼルは「非対称」
iPhone 16 Proのベゼルは、上下と左右でベゼル幅が異なる。
Appleが公開したアクセサリーガイドラインによると、iPhone 16とiPhone 16 Plusは2.275mm、iPhone 16 Pro Maxは1.36mmのベゼルを採用。一方でiPhone 16 Proは上下で1.41mm、左右で1.44mmのベゼル幅になっていることが明らかになった。
iPhone 16シリーズの反射防止レンズコーティングは「施されている」
iPhone 16シリーズに搭載されているカメラの進化ポイントの1つである「反射防止レンズコーティング」が静かに削除され、インターネットで話題となっていた。これについてジャーナリストの松村太郎氏は、Appleへの取材を通じてすべてのカメラにフレア低減のために反射防止コーティングが施されていることを伝えている。
iPhone 16シリーズのカメラレンズ部分のコーティングについて、取材で確認。コーティングはすべてのモデルに施されていたことがわかりました。詳細、以下👇
❶iPhone 16 / 16 Proシリーズのすべてのカメラには、フレア低減のために反射防止コーティングが施されている。
❷iPhone 16… pic.twitter.com/cc541OrrHG
— 松村太郎 📖 #Appleフレームワーク本 (@taromatsumura) September 25, 2024
削除する必要があったのかは不明だが、一部では表記の曖昧さを改善するために一度取り下げたのではないかと言われている。なお記事執筆時点では表記は復活していない。
DxOMark評価は動画1位。写真はPixel 9を下回る7位
カメラ性能をスコア化するDxOMarkがiPhone 16 Pro Maxの評価を公開。スマートフォンの総合カメラ評価は4位、写真評価は7位、動画評価は1位としている。
総合カメラ評価の上位3モデルは、1位がHuawei Pura 70 Ultra、2位がGoogle Pixel 9 Pro XL、3位がHonor Magic6 Proとなっている。
iPhone 16 ProとiPhone 16 Pro Maxのイメージセンサーはすべてソニー製
iPhone 16 ProとiPhone 16 Pro Maxに搭載されている3つの外向きカメラと1つの内向きカメラは、すべてソニー製のイメージセンサー採用されている。
FusionカメラはIMX972が採用されており、iPhone 15 Proの名カメラに採用されていたIX633と変わっている。超広角カメラもIX633からIMX972になっている。
一方で望遠カメラはiPhone 15 Pro Maxに採用されていたIMX913、TrueDepthカメラはiPhone 15 Proと同じIMX714が採用されている。
Front: 12MP IMX 714 1/3.6"
⬜ Motherboard Area: 1337.8mm²
⬜ Haptic Motor (Taptic Engine) Volume: 869.4mm³
🔊 Bottom Speaker: 438.5mm² on 16 Pro & 499.9mm² on 16 Pro Max
🔊 Top Speaker:
434.5mm² on 16 Pro & 552.5mm² on 16 Pro Max(2/3) pic.twitter.com/cW4OqYUUvW
— TECH INFO (@TECHINFOSOCIALS) September 22, 2024
iPhone 16 Pro Maxのスピーカー最大音量は、iPhone 15 Pro Maxよりも小さい
iPhone 16 Pro Maxに内蔵されているスピーカー最大音量は、iPhone 15 Pro Maxと比べてわずかに小さいことが明らかになった。iClassifiedの検証によると、マイクを底面スピーカーに直接当てた際の音量は1.2dBA低かった。
本体を横向きにして計測した際も、同様に1.0dBA低い結果となっている。
iPhone 16 Pro Maxに内蔵されているスピーカーは一部大型化しているが、音量は比例しないようだ。