iPhone 16 Proは非対称ベゼルを採用。全画面デザイン以来初めて
上下は1.41mm、左右は1.44mmのベゼル幅になっていると判明
iPhone 16シリーズ4機種のうち、iPhone 16 Proのみ上下と左右で非対称のディスプレイベゼルを採用していることが判明した。
上下と左右で0.03mmの差。肉眼で見分けるのはほぼ不可能
Appleが公開したアクセサリーガイドラインによると、iPhone 16とiPhone 16 Plusは2.275mm、iPhone 16 Pro Maxは1.36mmのベゼルを採用。一方でiPhone 16 Proは上下で1.41mm、左右で1.44mmのベゼル幅になっていることが明らかになった。
端末\ベゼル幅 | 上下 | 左右 |
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iPhone 16 | 2.275mm | 2.275mm |
iPhone 16 Plus | 2.275mm | 2.275mm |
iPhone 16 Pro | 1.41mm | 1.44mm |
iPhone 16 Pro Max | 1.36mm | 1.36mm |
iPhone X以来、ホームボタンを配しした全画面デザインのiPhoneとして史上初めて上下左右でベゼル幅が異なる。しかしその差はわずか0.03mm。肉眼で確認することは不可能に近いだろう。
Apple accessories guidelines has updated their iPhone 16 series and the 16 Pro has a small design detail difference from the rest.
The top and bottom bezels measure 1.41 millimeters, while the left and right bezels are slightly wider at 1.44 millimeters, marking a tiny… pic.twitter.com/MnjzEXV2ow
— ShrimpApplePro 🍤 ずっと真夜中でいいのに (@VNchocoTaco) September 24, 2024
なおiPhone 16 Pro Maxのベゼル幅は1.36mm。iPhone 16と比べて40%も細くなっている。
左右非対称を指摘する投稿も。極小ベゼルによる弊害も発生
Appleの仕様上は上下左右均一だが、iPhone 16 Pro Maxのベゼル幅が左右で不均等であると主張する投稿が話題になっていた。
Because the gap between the front panel and the middle frame of iPhone 16 Pro Max is asymmetric, its bezel looks asymmetric, which makes me feel uncomfortable. As far as I know, this problem has a high incidence. pic.twitter.com/yhEFA6EeF7
— ICE UNIVERSE (@UniverseIce) September 22, 2024
ベゼル幅が薄くなることで没入感は高まるが、誤タッチなどを防ぐためにソフトウェアの最適化も重要だ。iPhone 16 Proではソフトウェアの誤タッチを制御するアルゴリズムが過敏に反応し、結果的にタッチスクリーンが正常に反応しない不具合が報告されている。