Netflix、動画コンテンツの視聴方法でテレビを圧倒ーー米国
金融調査会社Cowenが、米国在住の2,500人を対象として実施した動画コンテンツの視聴方法に関する調査の結果によると、すべての世代においてオンライン動画ストリーミングサービス「Netflix」が最も利用されていることが明らかになった。
18〜34歳の世代に絞り込むとNetflix人気はより顕著に
ここで言う動画コンテンツは、主にドラマのことを指していると思われる。最近は各動画サービスはオリジナルコンテンツの制作に膨大な資金を投入し、その中でも特に成功している印象があるのはNetflixだ。
今の米国民にとって、動画コンテンツを視聴する方法はケーブルテレビや地上波放送ではなく、Netflixであるということがよく分かる。4位にYouTubeがランクインし、その次にHuluやAmazonプライム・ビデオも入っているが、YouTubeとの差は倍以上ある。
From Cowen's Consumer Tracking Survey: Which Platforms Do You Use MOST OFTEN to View Video Content on TV? (2/18 – 5/18 Avg., All respondents) $NFLX $GOOGL $AMZN pic.twitter.com/cts3asbuzH
— COWEN Research (@CowenResearch) July 3, 2018
これを若者に絞るとその結果はより顕著に。18〜34歳の世代のみを対象とした調査結果によると、約40%がNetflixを動画コンテンツの視聴方法として選んでいることが判明。YouTubeが2位で17%を記録し、意外にも3位はケーブルテレビ。
2/ … And among a younger demographic… Which Platforms Do You Use MOST OFTEN to View Video Content on TV? (2/18 – 5/18 Avg., A18-34 respondents) (Data from Cowen's monthly Consumer Tracker survey) $NFLX $AMZN $GOOGL pic.twitter.com/SZmosQ1lib
— COWEN Research (@CowenResearch) July 3, 2018
Amazonプライム・ビデオが意外と人気が無いのは、年会費が値上げされ続けているからだろうか。
これらはあくまでも米国の調査結果ではあるが、日本国内でもNetflixは浸透しつつあり、「テレビをつけっぱなし」ならぬ「Netflixを流しっぱなし」という知り合いも周りに少なくない。
この先数年間、日本のお茶の間を支配するのはどのサービスになるのだろうか。
(via Fortune)