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ChatGPTがプラグインに正式対応。「ChatGPT Plugins」を発表

”ChatGPTをiPhoneに例えるならば、ChatGPT PluginsはiOS App Storeに相当する”

ChatGPT Plugins

OpenAIは3月24日、ChatGPTに機能を拡張できるプラグインを導入できる仕組み「ChatGPT Pluginsを発表した。2021年までの学習データだけではなく、ウェブ上にある最新情報へのアクセスが可能になり、chatGPTの可能性を大幅に引き上げるだろう。

プラグインにより、ウェブブラウジングが可能になるだけでなく、特定のウェブサイトとも連携できるようになる。これは、Google検索のようにあらゆるウェブサイトやウェブサービスの窓口として機能し、代替手段となる可能性がある。AIサイエンティストでGoogleやOpenAIを経てNvidiaで働くJim Fan氏は、「ChatGPTをiPhoneに例えると、ChatGPTプラグインはiOS App Storeに相当する」と分析している

プラグインの導入で、具体的にChatGPTの何が変わるのか。

以下のツイートでは、chatGPTでレシピを検索し、Instacart(米国の食料品の即日配達サービス)から必要具材を注文する流れが紹介されている。

中でも破壊力が高そうなプラグインが、OpenAIが開発した「Browsing」だ。名前のとおりウェブ上の情報を調べてくれるプラグインで、オスカー受賞映画の興行収入を最近公開された映画と違いを問う質問に対し、ChatGPTは検索用のキーワード、参照元としたウェブサイトやクリックしたリンクなどを明示した上で、結果を表示する。

「Browsing」プラグインはBing APIとテキストベースのウェブブラウザを組み合わせることで実現。結果は参照元の引用箇所をリンクで表示され、クリックしてユーザー自ら内容の信憑性を確認できる。

初期段階では、Expedia、FiscalNote、Instacart、KAYAK、Klarna、Milo、OpenTable、Shopify、Slack、Speak、Wolfram、Zapierのプラグインがアルファ版として提供されている。利用できるユーザーは「わずかな人数」に限定しているが、一刻も早く試したい人はウェイティングリストに登録できる。

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執筆者g.O.R.i
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