ChatGPT、他人の履歴が表示されるバグを修正完了。履歴表示も復活

オープンソースライブラリの不具合が原因

OpenAIのChatGPTで、他人のチャット履歴が表示されてしまう不具合について、OpenAIのサム・アルトマンCEOは3月22日、修正完了を報告した。オープンソースライブラリの不具合が原因だったという。

修正に伴い、日本時間3月20日（月）17時から3月21日（火）2時までに使用したチャット履歴はアクセスできなくなると説明している。

unfortunately, users will not be able to access their chat history from monday 1 am PDT until monday 10 am PDT.

we will follow up with a technical postmortem.

— Sam Altman (@sama) 2023年3月22日

ChatGPTの履歴は現在、「History is temporarily unavailable. We’re working to restore this feature as soon as possible.（履歴は一時的に利用できません。できるだけ早く機能を復元できるように務めています）」と表示されていた。不具合修正後、履歴表示は復活。上記の時間帯以外に実行した内容は、履歴としてのこっているはずだ。

なおChatGPTのFAQでは「チャットで機密情報を共有しないでください」と警告されている。使い方には注意が必要だ。