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ChatGPT Plusに神機能!Mac版に音声録音・文字起こし機能が追加

最大120分の会議録音に対応、AI要約とタイムスタンプ付きメモを自動生成

Ilgmyzin agFmImWyPso unsplash

OpenAIが有料プランユーザー向けに、ChatGPTのmacOSアプリで音声録音・文字起こし機能「Record Mode」の提供を開始した。先月から企業向けプランで展開していた同機能が、ついにChatGPT Plusユーザーにも利用可能となった。

この新機能はmacOS版ChatGPTアプリの入力欄に「Record」ボタンを追加し、会議や通話中のマイク音声とシステム音声の両方を録音できる。録音停止後、ChatGPTがOpenAIのサーバーで音声を処理し、要約や行動項目、タイムスタンプ付きの構造化されたメモを自動生成する仕組みだ。

最大120分の録音に対応、プライバシー配慮も

Record Modeは1回のセッションで最大120分まで録音可能で、文字起こし完了後に元の音声データは削除される。ユーザーは事前にマイクとシステム音声のアクセス許可を有効にする必要がある。

一方で、この機能にはプライバシー上の配慮が必要だ。OpenAIは公式ドキュメントで「他者を録音する前に、必ず地域の法律を確認し、適切な同意を得てください」と注意喚起している。

企業利用では自動的にモデル学習から除外

Record Modeで生成されたメモや文字起こしデータは、新しいチャットでも参照可能で、OpenAIのモデル改善に活用される可能性がある。ただし、この機能はアプリの設定で無効化できる。

Team、Enterprise、Eduワークスペースについては、デフォルトでモデル学習から自動的に除外される仕様となっている。また、これらの管理者はChatGPTの設定からRecord Mode機能自体を無効化することも可能だ。

現時点では、この機能はmacOS専用となっており、Windowsやモバイルプラットフォームへの展開予定は発表されていない。ビジネス向けの会議支援ツールとしての需要が高まる中、今後の対応プラットフォーム拡大が注目される。

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特集
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更新日2025年07月18日
執筆者g.O.R.i
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