Adobe Photoshop、複数人での同時編集機能をベータテストで提供開始
クリエイターの共同作業を効率化する「Live Co-Editing」機能を発表
Adobeは現地時間1月14日、Photoshopに複数人での同時編集を可能にする新機能「Live Co-Editing」を発表し、ベータテストの参加者募集を開始した。
この新機能により、複数のクリエイターが異なるコンピューターから同時に1つのPhotoshopドキュメントにアクセスして編集できるようになる。
主な活用シーンとして、デザインチームでのタスク分担による効率的なプロジェクト進行や、クライアントとの直接的なフィードバック、教育現場での実践的な指導などが想定されている。
活用シーン
デザインチーム作業では、複数のデザイナーが同時に1つのドキュメントで作業を分担し、プロジェクトを効率的に進行できる。
企業での活用として、大規模なクリエイティブチームが1つのファイル上で共同作業を行い、関係者からの意見収集やフィードバック対応をスムーズに実施できる。
クライアントとの協業では、クライアントをファイルに直接招待し、編集内容の確認やコメントの追加が可能になる。
教育現場では、教師がワークフローやテクニックをリアルタイムでデモンストレーションし、学生の作品に直接コメントや編集を加えることで、より実践的な指導が可能になる。
2024年には多数のアップデートを展開
Photoshopは昨年、コミュニティからのフィードバックを基に、画像編集ワークフローを改善する複数の新機能を実装した。
注目の機能強化として、背景から不要な人物や電線を自動検出して削除する「Remove Tool」や、25,000以上のフォントをクラウドから利用できる改良版フォントブラウザ、より直感的な選択が可能な「Selection Brush」などが追加された。
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