【レビュー】MX Anywhere 3:高機能マウスがコンパクトサイズに
手の中にすっぽり収まるサイズながら、機能や操作性に妥協のないハイエンドマウス
Logicoolから、コンパクトサイズのハイエンドマウス「MX Anywhere 3」が登場した。MX Anywhere 2Sが登場して以来、2年ぶりの刷新となる。
MX Anywhere 3は、人間工学に基づいた快適なデザインと生産性を高める機能を、携帯性に優れたサイズで実現。昨年9月に発表されたMX Master 3と同様に、MagSpeed電磁気スクロールホイールを搭載し、USB-C充電をサポートする。LogicoolのMXシリーズに精通した人であれば、「MX Anywhere 2SにMX Master 3の機能を搭載したマウス」と表現すればわかりやすいだろう。
MX Anywhere 3の価格は税込10,780円、10月29日より発売を予定している。メーカーより提供いただいたので、操作性および使用感、MX Master 3ととの違いを紹介する。
MagSpeed電磁気スクロールホイール採用によるスクロール体験の進化
MX Anywhere 3最大の魅力は、独自開発MagSpeed電磁気スクロールホイールの採用。1秒間に1000行もの高速スクロールに対応し、勢いよく回すと自動的にフリースピンへ切り替わる構造だ。スクロールの正確性は「1ピクセル上で停止できるほど」とという。通常のマウス体験を向上するだけではなく、精細な画像編集やCAD作業での利用にも適している。
MX Anywhere 3は、人間工学の知見に基づき、旧モデルから引き継がれた手に馴染みやすい形状を採用。
ボディは、衝撃や汚れに強い設計、グリップ力の高いシリコン素材を使用。アルコールを含むウェットティッシュで拭くこともできる。
本体にはボタンが6つ用意されており、うち4つは専用アプリ「Logi Options」でカスタマイズできる。
MX Anywhere 3は、一部アプリは過去にユーザーが割り当てたショートカットを分析し、各ボタンに予め割り当てている。ユーザー自身でカスタマイズすることも可能。サイドボタンにブラウザの「進む」「戻る」を設定するとブラウジングが恐ろしく捗る。
ポインタの速度、スクロール速度、スクロール方向、水平スクロールなど操作も好みに調整できる。
MX Master 3のあるサイドスクロールホイールは搭載されていないが、手前のサイドボタンを押しながらスクロールホイールを回すことで、左右にスクロールできる機能が用意されている。
ただしこのサイドスクロール機能は、アプリによって動作しない場合がある。例えばメールアプリ「Spark」やTwitterアプリ「Tweetbot」では、MX Master 3のサイドスクロールホイールでスワイプ操作ができるが、MX Anywhere 3ではできなかった。
Darkfield高性能センサーの搭載により、ガラスや光沢のあるテーブル、ソファの上でも使用できる。最大3つのデバイスまで登録でき、裏面のEasy-Switchボタンを押すことで簡単に切り替えられる。
充電端子はUSB-C。同梱されているケーブルを使用し、わずか1分間の充電で3時間、2時間のフル充電で最大70日間(週5日・1日8時間の使用に基づく)が可能だ。
充電しながら使用できる構造のため、MacBook ProやiPad Pro用に持ち運んでいる充電ケーブルをそのまま使用できる。
BT 2.0だったら、たしかに通常モデルでUnifyingレシーバー使ったほうが安定する可能性はありますねw
forMacと通常版、どっちを買うか悩んでいるのですが10.13のPro(BT2.0)を使っていたら通常版の方が良いんですかね…?🤔