デスクシェルフにApple Watchを”浮かせる”充電台をDIYしたら便利すぎた

僕は、基本的に風呂に入っている時間以外はApple Watchを身につけている。睡眠管理機能がwatchOS 7で実装されて以来、最新のApple Watchをメインに使い、以前使っていたApple Watchを睡眠管理用として併用している。

一方を使用している際は、もう一方を充電する。デスクでBelkin製の3-in-1充電パッドを使っていたが、カバーやケースを取り付けると本体の厚みが増すため、充電できない。色々と試行錯誤した結果、シンプルかつ美しいApple Watch用充電台のDIYに成功した。

Apple Watchがまるで浮いているかのように充電できる

現在使用しているWORLD GADGETSデスクシェルフは裏面にネジ穴が複数用意されており、対応するアクセサリと組み合わせることで、周辺機器などをデスクシェルフに取り付けることができる。

今回のDIYはその仕組みを活かしたもので「DIY」と言うのも恥ずかしいぐらいだが、現時点ではApple Watch用充電アクセサリは用意されておらず、自作したのでDIYということにさせてほしい。（子ども用な眼差しで）

実はデスクアクセサリーブランドBALOLOからApple Watch Holderという商品で出ているが、価格は衝撃の40ドル。欲しいモノは積極的に買う僕でも、さすがに6,000円はぼったくり払うことを躊躇する金額であると判断し、自作することにしたのだ。

常に1台のApple Watchが充電されている

2台分の充電台を用意

必要なのはM6ネジとM6ネジに対応した細長いプレート。僕はIKEAで買った商品の付属品がジャストフィット。M6ネジも手元にあっため、それを固定し、Apple Watch用の充電スタンド部分は設置完了。

続いてApple純正のApple Watch磁気高速充電 – USB-Cケーブルを薄手の両面強力テープで固定。ケーブルをデスクシェルフに沿うようにして這わし、デスク裏のUSB充電器に取り付ければ完了だ。

純正充電器を両面テープで固定しているだけ…

デスクシェルフにはネジ穴で固定

2台分の充電台を設置した理由

Apple Watchは一方を付けている間に、もう一方を充電する運用を心がけている。つまり1台充電できれば十分なはずだが、2台目をすぐに用意した。

Apple Watchの充電器はAirPodsも充電できる。僕は日頃よりAirPods 4、AirPods Pro、AirPods 3を使い回している。

過去数年間で発売されたモデルがサポートするワイヤレス充電は、意外なことにApple Watch用充電なのだ。AirPods Pro 2とAirPods 3はMagSafeにも対応するが、AirPods 4は対応しない。Apple Watch用充電台を用意することで、AirPods用充電台としても機能するのだ。

ネジ穴がないデスクシェルフでも設置可能にする荒技

最後に、デスクシェルフにネジ穴がなくてもApple Watch用充電台をDIYする荒技を紹介する。僕自身、デスクシェルフのネジ穴が利用できるプレートが見つかるまで、この方法で取り付けていた。

L字型のアングルブラケットを用意し、外側にApple Watch磁気高速充電 – USB-Cケーブルを薄手の両面強力テープで固定。机との接着面は魔法のテープを使って固定した。

魔法のテープなら外すときも心配ない

カバーを付けているApple Watchでも問題無く充電可能

紹介したアイテムまとめ

以下に本稿で活用したアイテムを紹介する。プレートは見当たらないが、M6対応のプレートとM6ネジがあれば問題ないはずだ。