DeNA、南場智子さんが代表取締役退任、後任に守安功さん
DeNAの顔と言えば、代表取締役である南場智子さんだったと思っているのだが、本日行われたDeNAの第13回定時株主総会を持って退任することを発表した。以下が退任の理由と後任の守安功さんについてのプレスリリース。
当社代表取締役社長兼CEOの南場智子は、2011年6月25日開催予定の当社第13回定時株主総会終結の時をもって代表取締役の任期満了を迎えるにあたり、今後は、病気療養中の家族の看病を優先するため、引き続いて代表取締役の責務を果たすことが困難であることから、代表取締役の職を辞することとなりました。
当社では、2009年4月より執行役員制度を導入し、経営幹部の育成と迅速かつ的確な意思決定を機動的に実施する体制の構築を図り、同氏に過度に依存しない経営体制の整備を行なってきており、これを契機に経営トップの大幅な若返りを図ると共に、代表取締役自らが当社グループの主力事業であるソーシャルメディア事業を直接管掌し事業環境の変化に迅速に対応する体制を構築することにより、一層の社業の発展と事業基盤のさらなる強化を目指すものです。
なお、南場智子氏は、1999年の会社設立以来社業の発展に全力で取り組み、2011年3月期においては、2005年2月の株式上場以来7期連続で増収増益の経営成績を残しており、引き続き当社取締役として経営方針や事業戦略の決定及びその遂行に重要な役割を果たしていく予定です。
また、新任代表取締役候補の守安功氏は、当社の主力サービスである「Mobage」を2006年2月のサービス開始時から統括しており、急速な業績拡大に貢献してまいりました。今後はエンジニア出身である強みを生かし、技術的見地も踏まえた経営上の意思決定能力を発揮することにより、代表取締役の責務を果たしてまいります。
南場さんは完全に退社されるわけではなく、引き続き取締役として社内にはいらっしゃるようだが、今のDeNAを創り上げた代表取締役の退任は業界的に大きなインパクトを与えるだろう。
南場さん、お疲れ様でした。
(via DeNA)