DeNA、Samsung製AndroidスマートフォンのGame Hub向けにMobage提供
DeNAが、Galaxy S2を始めとするSamsung製AndroidスマートフォンのGame HubにMobageを提供することを発表した。DeNAのプレスリリースは以下の通り。
株式会社ディー・エヌ・エー(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長兼CEO:南場智子、以下DeNA)は、サムスン電子株式会社(本社:韓国ソウル市、代表取締役副会長兼CEO:崔志成/チェ・ジソン、以下サムスン電子)が日本市場に向けて開発・販売する「Android™ OS」搭載スマートフォンに、ソーシャルゲームプラットフォーム「Mobage(モバゲー)」を提供します。これにより、DeNAグループやDeNAグループ以外のゲーム開発会社のソーシャルゲームが日本市場向けサムスン電子製Android搭載スマートフォンに提供される予定です。日本市場向け第一弾として、6月に発売が予定されている「GALAXY S Ⅱ」に「怪盗ロワイヤル」を始め、ソーシャルゲームを多数搭載した「Mobage」が「Game Hub」としてプリインストールされます。ユーザは、「Game Hub」を通じて、最新の人気ゲームタイトルを直感的な操作で簡単にダウンロード・プレイすることができる上、他のユーザと協力したり、競争したりすることができます。
現在のMobageユーザー数は2700万人。上記にもある通り、人気ゲーム「怪盗ロワイヤル」を中心とした数多くのソーシャルゲームが端末にプリインストールされるため、Galaxy S2を買う予定の人には嬉しいお知らせだろう。Galaxy S2にはSocial Hub、Readers Hub、Music Hub、Game Hubと4つのHubが搭載されているのだが、まだ日本向けのサービスは今のところ紹介されていなかったと思うので、個人的にはとても良い取り組みだと思う。
Androidは良くも悪くもオープンなプラットフォームであるため、メーカーはハードウェアだけではなくプリインストールするサービスを選択することが出来る。Android端末メーカー同士の熾烈な争うを勝ち抜くためにはいかにユーザーに刺さるサービスを取り込めるかどうかも重要になってくるはず。
(via DeNA)