中古スマホのSIMロック解除、2019年9月以降は義務化
総務省は8月28日、携帯電話会社各社に対し、2019年9月以降は中古端末でもロック解除に応じることを義務化することを発表したとNHKニュースが報じている。
これまでは新品で購入した製品にのみ、一定期間が経つとSIMロック解除に応じる方針だったが、総務省は法律に基づくガイドラインを28日改正し、中古の製品でも対応できるように変更。
格安スマホ/SIMへの移行、中古端末の流通の活発化が狙い
総務省としてはSIMロックの解除を中古端末まで広げることによって端末の流通を活発にし、格安スマホへの移行を増やすなど、事業者間の競争を促す狙いがあると見られている。
必然的に中古iPhoneの需要が増えそうだが、それに伴い格安SIMを選ぶ人が今後も増えそうだ。
なお、携帯電話の料金をめぐり、菅官房長官は今月21日、「競争が働いておらず、今より4割程度下げる余地がある」と発言したことが話題に。海外と比較し、日本の通信量が割高であることを指摘し、政府として料金の引き下げに取り組む姿勢を明らかにしていた。
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