楽天、FREETELの国内MVNO事業を買収
楽天は9月26日、格安SIMやスマホを提供するプラスワン・マーケティングの「FREETEL」の国内MVNO事業を買収することを発表した。買収額は数十億円とされている。モバイル端末事業は継続される。
FREETELは格安スマホサービス6位。楽天の格安スマホ「楽天モバイル」は買収前4位だったが、今回の買収によって一気に3位にまで浮上した。
プラスワン・マーケティングは2013年11月に格安SIM事業に参入。順調に契約数を伸ばしていたが、「業界最速」と表示していた広告について、消費者庁が4月、事実と異なるとして景品表示法違反に当たるとして措置命令を発令。契約数が伸び悩み、広告投資の負担も重く赤字が続いてた。
楽天はFREETEL買収によって格安スマホで顧客基盤を広げ、インターネット通販関連事業の拡大を狙っているとのこと。買収後、FREETELブランドは継続され、スマホの端末開発事業に特化する。
なお、現在FREETEL SIMを契約しているユーザーは11月1日より契約先、サービス提供元、利用料金の請求はすべて楽天に変更されるが、契約先変更に伴うお客様による手続きはない。個人情報の取り扱い元も楽天に変更される。
適用中のキャンペーンは変更されず、APNの設定変更も今のところ必要ないとのこと。
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