保育園のお遊戯会、我が家の記録係としての反省会
持ち込んだ機材と設定、撮影体制を踏まえた上で、次回へ活かしたい反省をまとめた
長女の保育園で開催されたお遊戯会に参加した。コロナ禍で親が直接見学できる、初めてのイベントだ。園児がパフォーマンスに向けて日々練習を重ねる裏で、親は衣装の準備や当日に向けた体調管理などが求められる。当日を迎えるまで様々なハプニングもあったが、終わりよければ全てよし。苦労話は浄化、当日の活躍だけが美化され美しい記憶として残っていくのだ。
僕は当日、大号泣する覚悟で巨大なタオルとハンドタオルの2枚体制で挑んだが、最初こそウルっと来たものの4歳児達が大舞台で練習の成果を披露している姿があまりにも愛おしすぎて、ただひたすら癒やされて終わった。
舞台の上に立つと、真っ先に自分の親を探し、見つけるとニコニコで手を振る姿を見てニヤけずにはいられない。最前列で動きを指示する先生をガン見しながら演技する様子も、この年齢ならではの様子だろう。
親も子も頑張ったが、日々指導をしてきた先生方には本当に頭が上がらない。長女は先生が大好き。終わったあともしっかりと満面の笑みで記念撮影をした。入学式では意地でも顔を見せようとしなかったのが、1年も経たずに「会いに行きたい」「手紙を書きたい」と思える信頼関係を作れるのだから、保育園の先生はすごい。もっと感謝の気持ちを伝えていかなければと思う。
持参した機材と3つの反省点
前置きが長くなったが、これほど思いの詰まった舞台なので記録しないはずがない。我が家の記録係として「絶対に失敗しない」をテーマに撮影に挑んだ。
持参した機材
使用した機材は、Canon EOS R6とRF24-70mm F2.8 L IS USM。三脚は安定感と信頼性を重視し、Manfrotto Befreeアドバンスを使うことにした。三脚エリアからの撮影になると知っていたが、我が子だけにズームインするのではなく全体の撮影を想定していたため、望遠端は70mmもあれば十分と判断した。マイクも別途取り付けたが、メーカー名などはよくわからない。
動画を取り慣れていない自分としては、Canon R6の撮影に欠けるのはハイリスク。そこでホットシューに取り付けられるULANZI携帯ホルダーを装着し、iPhone 13 Proで撮影した。Canon R6がフルHD@60fps、iPhoneは4K@60fpsで撮った。
反省1:Canon R6で4Kを撮影するべきだった
結論から言うと、Canon R6で4K@60fpsで撮るべきだった。理由は、Canon R6のフルHDのほうがiPhoneの4Kより画質が良く、音が優れていたから。逆にいえば、iPhone 13 Proで撮影した4K動画の画質もマイクの音質も期待していたほど良くなかった。
iPhoneで撮影した4K動画の取り扱いも面倒だ。Lightningポートでは転送速度が遅すぎるため、iCloud経由で同期するのを待つしかない。同期が完了しても、ファイルとして書き出すのに時間が掛かる。iPhoneで撮影する4K動画は、撮影時間が短ければ問題ないが、ファイル容量が大きくなる長時間撮影だと使い勝手が悪い。
反省2:70mmだと望遠がやや不足
また70mmでは望遠端がやや不足していた。f4もあれば十分だったので、1本にするなら24-105、2本目のレンズを持ち運ぶのであれば70-200を持参するべきだった。70-200は直前までバッグに入れていたが不要と判断して出してしまった。
反省3:2台目のカメラで静止画撮影するべきだった
2台目のカメラボディとレンズも持参するべきだった。動画撮影中は自動露出にしなかったため、途中でISO感度を手動で変える羽目になってしまったが、本来は固定カメラで撮影できるはず。となれば、70-200を使って娘の写真を撮るべきだった。2台目の三脚もあれば、RPやRでもキレッキレの写真が撮れるはずだ。
今年の反省は来年以降に活かそう
今回のお遊戯会は、記録係パパとして初めての経験だ。僕なりに考えて挑んだが、経験値が圧倒的に足りない。今回の反省を活かし、次回に活かしていきたい。RとRPを売って2台目のR6を調達しようかな。
余談だが、当日まで撮影を頑張るべきか、娘が頑張っている姿を目に焼き付けておくべきか、自分なりに悩んでいた。娘は自分の様子を見たくて仕方がないようで、撮影にこだわる意味は十分ありそうだ。来年は動画をレベルアップさせ、写真も加えて思い出を残すぞ!
それなら目を増やしてカメラ用の目と肉眼で焼き付ける用のが良さそう👀👀
わかりみーーーーーー
腕が4本あったら2本で動画撮影して2本で写真撮影できるのに…って妄想よくしてます